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令和3年 5月 24日
崇敬会総会のご報告(令和3年5月24日 )
5月18日(火)午後2時より、崇敬会総会を開催しました。
昨年は武漢コロナの影響で中止となりましたが、今回は感染症予防対策を施し、予定していた屋内での開催を変更して、すべて大拜殿にて執り行ひました。
はじめに会員隆昌祈願祭を齋行、総会は宮司謝辞、田林副会長の挨拶、令和二年度の収支報告は書面を配布しての報告とさせていただき、催しとして、酒井寛樹様ご家族によります「ヴァイオリンとハープのミニコンサート」と柳家さん生師匠によります「落語」を開催しました。
フランス国家演奏資格を取得されてゐる酒井寛樹様は、神社の周辺で生まれ育ち、ハープ演奏家の恵子様と結婚され、今回は娘の絢加様と共に、中国・ロシア・フランス・スペイン・アメリカ・日本と、世界を巡るかたちでそれぞれの国の音楽を演奏していただきました。武漢コロナのパンデミックにより世界中で旅行ができなくなつてゐる昨今、会場は、いろいろな国の情緒漂ふ趣が醸し出され、旅の風情が堪能できました。急遽沸いたアンコールには、この季節に聞こえる雲雀の囀りを演奏で奏でていただきました。
生演奏による出囃子で登場された富山市西町生まれの柳家さん生師匠は、自身の紹介をネタを交へて話され、ライオンの演目によつて会場を笑ひで包み、参加者一同を楽しませていただきました。
参加された会員からは、久しぶりにプロの演奏を聴くことができて心が癒されたなどの感想がたくさん聞かれ、不安な状況下での総会ではございましたが、無事に開催することができました。
ご協力賜りました皆様方に厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。