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令和2年 7月 1日
水無月の大祓(夏越の祓)のご報告(令和2年7月6日)
6月30日(火)午後3時より、夏越の大祓を斎行致しました。
新型コロナウイルス感染症予防のため、参列者にはマスク着用の上、距離をとりながら大拜殿にて祭典を行ひました。
祭典では、はじめに大祓詞を奏上、そして祓つ物の儀を行ひ、生活に必要な綿と麻を執り裂きました。次に大麻で参列者をお祓ひし、参列者は人形に息を三回はきかけ、罪、穢れを託しました。
そして、罪、穢れを託した人形を唐櫃に納め、参列者皆で列をつくり、大きな茅の輪を八の字に三回くぐりました。その後、流棄所役が罪、穢れを託した人形などの祓つ物を神通川へ流し、滞りなく祭典が終了致しました。
祭典終了後、宮司がご挨拶申上げ、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、疫病に打ち勝つためには神事をとほして罪、穢れを祓ひ、さらには「祈る」ことが大切であると話し、一刻も早い終熄とご参列いただいた皆様方のご健勝をご祈念申上げました。
参列者はその後、拝殿にて各自拝禮し、疫病除けとされる茅で奉製された「茅の輪守」をうけ、一同清らかな心となつて夏越の祓が終了致しました。