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令和元年 12月 14日
第10回 學ぶ会 しめ縄づくりプロジェクトのご報告(令和元年12月24日)
富山縣護國神社では、神道について「學ぶ会」を定期的に開催してをります。
12月8日(日)に開催されました、第10回を迎へた「學ぶ会」では、東條英機元内閣総理大臣の直系の曾孫であります東條英利氏を講師にお迎へし、「しめ縄づくりプロジェクト」を開催致しました。
日本のお正月は本来、「年神さま」と呼ばれる農耕の神さまと深い関りがあります。年始に掲げるしめ縄も稲わらで作られてゐるはずなのですが、今日掲げてあるしめ縄の多くは、中国産の水草を用ゐられてゐることも少なくないやうです。講師の東條氏は、このやうな、本来のお正月の文化的な意味が失はれつつある現状に警鐘を鳴らし、それならば、見た目は不格好でも、稲わらを使ひ、自分たちの手で作つたしめ縄を掲げ、そして本来のお正月の風習をより多くの皆様に広く知つていただかうと、「しめ縄づくりプロジェクト」を立ち上げ、全国を股にかけ活動、実施されてをります。
当日は30人の参加者が、まずは「お正月講座」にて、お正月にまつはる文化や歴史を学び、次に「しめ縄づくり」では、二人一組になり、円形のしめ飾りを完成させました。大人も子どもも、一緒になつてしめ縄づくりに励み、とても賑やかな時間となりました。
参加していただきました皆様には、清々しくお正月をお迎へできますことをご祈念申上げ、あはせて御礼申上げます。