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平成30年 11月 7日
どんぐり祭のご報告(平成30年11月7日)
第二十三回どんぐり祭を11月1日(木)午前11時より齋行、崇敬會員や富山県森林管理署長、雲雀ケ丘保育所の所長をはじめ、年長の園児が参列いたしました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬會員の皆様より奉納されたスダジイやツブラジイ、ウラジロガシなどの「どんぐり」の実を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を捧げて拜禮しました。
祭典終了後、當神社林苑顧問の松久卓様より講話をしていただきました。講話では、持参されたブナとケヤキの葉っぱを見せて違ひを説明したり、ブナの実を砕いた中の種子を参列者の皆様に配り、熊の好物であることと6年に一度豊作・凶作の年があつて、今年はその中間の実りの年であるといふことなどを解説していただきました。また、過去に植ゑたどんぐりは、乾燥した状態であつたことやネズミなどに食べられたりすることで芽が出てくる確率は非常に低いといふことなども教はりました。
次にどんぐり齋場へ移動して、清めの祓ひの後、雲雀ヶ丘保育所の園児等が説明を聞きながら、どんぐりの実を一粒一粒丁寧に植ゑたりまいたりしました。最後に一同で「おおきくなあれ」と元氣な声を神苑に響かせました。
その後、宮司が林苑を案内し、過去にどんぐり祭で植ゑたクヌギが大きく育つてゐることを紹介しました。そして、浅野寛様からたくさん奉納いただいたクルミを、参列された皆様へお頒ちしました。