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平成29年 11月 23日
第22回どんぐり祭のご報告(平成29年11月23日)
第二十二回どんぐり祭を11月14日(火)午前10時より齋行いたしました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬會員の皆様より奉納されたスダジイやツブラジイ、ウラジロガシなどに加へ三重県の伊勢神宮や奈良県の橿原神宮から拾はれてきた「どんぐり」の実を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を捧げて拜禮しました。祭典終了後、當神社林苑顧問の松久卓様より講話をしていただきました。講話では、過去に植ゑたどんぐりは、乾燥した状態であつたことやネズミなどに食べられたりすることで芽が出てくる確率は非常に低いといふことや、熊の餌であるブナやミズナラの実は6年に一度豊作・凶作の年があつて、今年はその中間の実りの年であるといふことなどを教はりました。
次にどんぐり齋場へ移動して、清めの祓ひの後、雲雀ヶ丘保育所の園児等がどんぐりの実を蒔きました。今回は雨が降つてをりましたので、一粒一粒植ゑるのではなく蒔いて、そしてどんぐりが乾かないやうに落ち葉を上からかぶせました。
また、齋場の周りには、富山セントラルライオンズクラブ(会長 澤木敏夫)様から「ひさかき」を植樹していただきました。