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平成29年 4月 16日
第17回廣德塾のご報告(平成29年4月16日)
3月26日午前9時より、第17回「廣德塾」を開催いたしました。
はじめに手水の儀を行ひ参進、社殿に移動して学業成就祈願祭を齋行。その後神苑に移動し、とやま論語を楽しむ会様よりいただきました、孔子所縁の「楷(かい)」の木の記念植樹をみんなで行ひました。次に参集殿に移動して宮司が開講の挨拶をしました。
そして、講座1「論語を学ばう」を青木順子先生から学びました。はじめに漢文検定初級に合格した岡本恭央子さんに合格証が手渡され、講義が始まりました。今回は、感謝する心や人のために尽くした失敗などは、無駄なことではなく大切なことであり、立派な人は自分の利益ではなく人のためになつているのかを考へながら行動する、といふことを学び、結びに「論語かるた」でかるたを楽しみました。
次に輪島市から来られましたメゾソプラノ歌手の仲谷響子様から、万葉集の大伴家持の歌を三首唄つていただき、素敵な歌声を聞かせていただきました。
次に講座2「そろばんを学ばう」を日本珠算連盟富山支部長の森本先生から学び、塾生もそろばんの玉になつたりして、楽しみながら計算をしました。
次に講座3「紙芝居で田の神様を学ばう」では、漆芸家の高名秀人光様が作られた紙芝居『あへのこと』を宮司が聞かせ、実際に「あへのこと」を見学した話や富山市岩稲の本芳彦弘様がされてをられる「お桑さま」のことなどを話しました。
次に体験講座「おむすびを作らう」では、田の神様に感謝しながらおむすびをいただきました。また、9月に金沢で藩校サミットが開催されるにあたり、その会場で流す活動映像のために、論語の素読を外で行ひ撮影しました。
終はりに宮司が訓示し、修了証が手渡されました。次回は7月に開催を予定してます。