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平成28年 11月 17日
第二十一回どんぐり祭のご報告(平成28年11月17日)
第二十一回どんぐり祭を11月8日(火)午前10時より齋行いたしました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬會員の皆様より奉納された「どんぐり」の実を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を捧げて拜禮しました。祭典終了後、當神社林苑顧問の松久卓様より講話をしていただきました。講話では、「熊とどんぐり」について、熊の食べ物であるブナやミズナラの実は、6年に一度豊作・凶作の年があつて、今年は凶作の年にあたりどんぐりが不作で、熊が里まで降りて来ることが多いといふことや、里山の荒廃などにより人間と熊の境界が狭くなつてゐることなどを話され、熊が出没する危険性が高いといふことを教はりました。
次にどんぐり齋場へ移動して、清めの祓ひの後、雲雀ヶ丘保育所で五年間育てられたミズナラの樹木が園児等によつて齋場に移植され、その後どんぐりの実を松久様に教はりながら植ゑました。園児等は、自分の植ゑたどんぐりが大きく育つやうに一粒一粒穴を掘つて丁寧に土を被せてをりました。
そして表参道の鳥居の近くに移動して、富山セントラルライオンズクラブ(会長 舘良一)様からライオンズクラブ国際協会百周年を記念して奉納いただきました「源平枝垂櫻」の記念植樹を行ひました。