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平成28年 9月 27日
第三十三回表千家献茶式のご報告(平成28年9月27日)
第三十三回表千家献茶式並びに桜菊茶会を富山縣護國神社表千家献茶会主催、表千家同門会富山県支部協賛にて、平成28年9月17日(土)に表千家 家元 千宗左宗匠の代理として吉水忠雄宗匠をお迎へして開催いたしました。
午後1時宮司以下齋員、宗匠、表千家同門会富山県支部役員、國泰寺管長が参進、神社役員や表千家同門会富山県支部、富山県茶道連盟、北日本茶会の関係者らが参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌、栂野守雄宮司の祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。吉水忠雄宗匠が洗練されたお点前を厳かに披露され、点てられたお茶を宮司が御神前にお供へしました。戰場で倒れられた御英靈たちが、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、10月5日の秋季例大祭を前に齋行されます献茶式であります。
創立70周年記念事業により現在の社務所が竣功された昭和57年10月、表千家家元千宗左宗匠に御奉仕いただいたのを機に、昭和60年より毎年齋行いたしてをり、本年も縁の深い皆様方に御参列いただきました。ありがたうございます。
社務所をはじめ境内各所では、献茶式に合はせ、表千家同門会富山県支部(谷野亮爾支部長)が担当する「桜菊茶会」も開かれ、秋の気配を感じながら心尽くしの一服を楽しまれました。