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平成28年 6月 3日
第3回奉納篝火狂言のご報告(平成28年6月3日)
5月22日(日)午後6時30分から人間国宝 野村萬様、九世 野村万蔵様、能村祐丞様はじめ萬(よろず)狂言一門の皆様によります、第3回奉納篝火(かがりび)狂言が行はれ、約350名の皆様が狂言を堪能いたしました。
美しい伝統芸能を奉納いただくことで、富山県民広く御英靈とともに楽しんでいただくことが慰靈顕彰になるといふ宮司の思ひにより開催され、富山婦人謡曲会の皆様から素謡と仕舞の特別奉納を、また草月流 藹(あい)の会(代表 栂野惠秀)の皆様には迎へ花の特別奉納をいただき、花を添へていただきました。特に今回は、野村萬様、万蔵様、虎之介様の万蔵家三代揃つて「佐渡狐」を奉納される記念すべき開催となりました。
はじめに、富山婦人謡曲会の皆様により素謡『松風』・仕舞のキリ『船弁慶』が奉納され、次に宮司が挨拶を申上げ、狂言の解説を野村万蔵様が行ひ、役者が扇子など僅かな道具で様々な物を演出したり、舞台の空間をいろいろ想像したりすることで、狂言がより楽しく観劇できるといふことなど、わかりやすく解説いただきました。次に清祓ひを行ひ、火入の儀で、火入の神事を行ひ篝火に火が灯され、狂言『骨皮』が始まりました。
休憩をはさみ、狂言『佐渡狐』が万蔵家三代により奉納、上演後に野村萬様へ花束が贈呈され、原点に振り返り野外での上演が重要であるとお話しいただき、午後8時に終演となりました。
大拜殿は、狂言者の演じる声や観衆の笑ひ声に包まれて、癒しやくつろぎの空間が醸し出してをりました。
色々とご協力賜りました皆様方に厚く御礼申上げ、篝火狂言が富山の地に一つの伝統文化として根づいてゆく基となることを念じつつ、ご報告申上げます。
富山婦人謡曲会特別奉納
素謡『松風』 仕舞 キリ『船弁慶』
宮司挨拶
野村万蔵様によります解説
栂野恵秀・草月流 藹の会の皆様によります花の特別奉納 神事 火入の儀
狂言『骨皮』
狂言『佐渡狐』
花束贈呈と野村萬様のご挨拶