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平成28年 4月 19日
崇敬会総会のご報告(平成28年4月19日 )
例年よりも早く枝垂れ櫻が満開となりました4月13日、崇敬会総会が開催されました。総会に先立ち、午後2時より社殿にて英靈顕彰祭竝に会員隆昌祈願祭を齋行、伊佐雄志神社を正式参拜の後、参集殿にて総会が開催されました。
総会では、はじめに平成27年度に逝去されました物故会員の御靈に対し黙祷を捧げ、田林副会長が挨拶を申上げ、次に宮司が謝辞を申上げました。そして田林副会長が議長となり協議を進行され、協議事項が審議可決されました。
次に記念講演として、演題『教育勅語の真実』を日本政策研究センター代表の伊藤哲夫様を講師にお迎へして開催。明治10年代、日本の歴史習慣を無視し欧米化に邁進してゐた雰囲氣に危機感を抱かれた明治天皇様をはじめ地方官会議(県知事会議)の建議など教育勅語が求められた背景から始まり、井上毅が教育勅語の起草に携はることとなつた経緯と井上毅が重要とした点、そして教育勅語の誕生物語をわかり易く話していただきました。古事記に記されてゐる天皇が治める『しらす』と豪族が支配する『うしはく』の違ひが日本の國体の根本であり、明治天皇が國民とともに実践しやうといふ天皇陛下のお言葉であるといふことが重要性であるといふことがよく分かり、特に、教育勅語が求められた当時と同じ悪い状況にある現在の教育状況について、一同が氣付く機会となりました。
そして引き続き直会を開催。5月22日(日)の開催される第3回篝火狂言の宣伝を兼ねまして、萬狂言の鍋島憲様、清水宗治様による「盆山」が演じられ、直会に花を添へていただき、会員一同懇親を深めました。