(平成27年8月30日 )|富山縣護國神社"> 「秋篠宮殿下お歌碑」竣功除幕式のご報告<font size="1">(平成27年8月30日 )</font>|新着情報|富山縣護國神社

平成27年 8月 30日

「秋篠宮殿下お歌碑」竣功除幕式のご報告(平成27年8月30日 )

278250.jpg
 富山県お歌碑建立委員会(代表 富山縣護國神社 宮司 栂野守雄)では、富山県の県鳥であるライチョウに対して、平成二十五年の「歌会始の儀」お題『立』で秋篠宮殿下がお詠みになられたお歌「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」を県民の誇りとして後世に残すために、また、国の特別天然記念物であるニホンライチョウの保全意識の高揚を図るために、寄付金を募つて「お歌碑」を富山県立山町の室堂平に建立し、七月三十日に完成、八月二十五日に除幕式が執り行はれました。
 秋篠宮殿下は、平成三年十月、富山県において開催の「第三回日本自然保護会議」にご出席されました折に立山を訪れ、初めて野生のライチョウをご覧になられ、人を怖がらない様子に驚かれるとともに、その姿を見て穏やかな気持ちになられたことを今でもよく覚えてをられ、その時の気持ちを詠まれました。
 天皇皇后両陛下を迎へて十月に射水市で開催される全国豊かな海づくり大会前の完成を目指し、昨年から準備を始めてきました。除幕式には、建立委員会の皆様、御奉賛いただきました皆様をはじめ、富山縣護國神社「第十六回元服立山登拜」に参加した小学生など約八十名が出席。代表の栂野宮司が経過報告を申上げ、除幕の儀を一同で行ひ、国歌を斉唱、次に副会長の村上和久富山市議会議員が挨拶を申上げ、高平公嗣富山県議会議員、佐伯博立山黒部貫光株式会社代表取締役社長、佐藤武彦富山県ナチュラリスト、佐伯睦麿雄山神社宮司の方々から祝辞を賜り、皇室の彌榮を祈念して聖寿萬歳を平尾旨明富山県神社廳長の首唱により行ひました。栂野宮司は「大勢の観光客や登山者にお歌碑を見てもらひ、温かい心で自然に接してほしい」と話し、一同で完成を祝ひました。
278251.jpg278252.jpg
278253.jpg278254.jpg
278255.jpg278256.jpg
278257.jpg278258.jpg
278259.jpg2782510.jpg
2782511.jpg2782512.jpg
 御揮毫いただきました長勢甚遠元法務大臣様、御協力いただきました環境省、林野庁、立山黒部貫光株式会社様、富山大理石工業株式会社様、丸新志鷹建設株式会社様、御出席されました皆様、御奉賛いただきました皆様方に厚く御禮申上げます。ありがたうございました。