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平成26年 8月 7日
第12回「廣德塾」のご報告(平成26年8月11日)
7月21日午前9時より、第12回「廣德塾」を開催いたしました。今回は日本珠算連盟富山支部(森本支部長)の協力をいただき、25名の塾生と15名の大人を合せ、40名が参加されました。
はじめに手水の儀を行ひ正式参拜を齋行。参集殿に移動して講義1として宮司が「廣德塾」の歴史や由来を話し、「身體髪膚(しんたいはっぷ)コレヲ父母ニ受ク、敢テ毀傷(きしゃう)セザルハ孝ノ始ナリ」といふ、両親から授かつた体を大切にしなければならない「孝經(かうけい)」の教へを話しました。
講座2では「論語を学ばう」を青木順子先生から学びました。今回は、(里仁第四)(雍也第六)の中から、相手を思ひやる心のない利益は人から恨まれるといふ教へを学びました。
講座3では「そろばんを学ばう」を森本日本珠算連盟富山支部長から、まづ初めに姿勢を整へ、そろばんの持ち方や玉のはじき方、使ふ言葉などそろばんの基礎を中心に学びました。
講座4では「歌を唄はう」を前馬千尋巫女から唱歌「椰子の実」について学びました。歌詞の説明を聞いては唄ひ、3番の歌詞まで繰り返した後、靖國神社に展示されてゐる「奇跡の椰子の実」の話を聞いて、その情景を思ひ浮かべながら最後に合唱しました。
昼食ではカレーライスをいただき、本居宣長の詠まれた食前食後感謝の唱へ言葉を唱へました。
午後からは体験講座として、日本ネイチャーゲーム協会の萩原裕美先生からネイチャーゲームを楽しみました。ネイチャーゲームは様々な感覚を通して自然を感じ、心と体で直接自然を体験することによつて自然と自分が一体となつてゐることに氣付くゲームであり、境内様々な場所へ移動して、ノーズ・カモフラージュなどのゲームを行ひ、自然を体感しました。
当日は猛暑日となりましたが、境内には清々しい歌声や元氣な笑ひ声が響いてをりました。