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平成25年 10月 19日
御創立百周年記念大祭のご報告(平成25年10月20日)
大正2年10月4日に富山縣招魂社として創建され、翌10月5日に初めての例大祭が齋行されてから百周年を迎へた10月5日(土)午前10時、御創立百周年記念大祭竝に秋季例大祭を約1200名の参列のもと齋行致しました。
伊佐雄志神社秋季祭を午前9時より齋行。
そして、午前9時半、修祓の儀、順次拜殿、大拜殿の参列者をお祓ひの後、社務所前にて幣帛、宮司以下齋員、参向使新田八朗崇敬総代会長以下参列員をお祓ひ、続いて隊友会劔部の名村典泰様、中島秀雄様、五十嵐元春様御奉仕による國旗掲揚、洋遊会22名の奏楽の中、社務所前から宮司をはじめ参列者が参進、着座の後、隊友会劔部の山下英樹様、永田慎太郎様、中澤慎太郎様御奉仕によりまして國旗入場、國旗を大拜殿舞台にて捧持し参列者全員で國歌を斉唱しました。國旗が退場し、宮司一拜、御扉開扉、富山交聲合唱団33名が折口信夫作詞、信時潔作曲の「鎭魂頌」合唱の調べに合せて7名の齋員が献饌を行ひ、次に宮司が祝詞を奏上、献幣の儀の後に参向使が祝詞を奏上、富山縣知事(代理・寺林敏副知事)、杉本正富山縣議会議長が祭詞を奏上なされました。そして、洋遊会による「納曾利」の奉奏があり、その後宮司が玉串を奉りて拜禮、参向使、富山縣知事、富山縣議長、森雅志富山市長、村家博富山縣市議会議長会長、田原政信富山県遺族会長、靖國神社宮司(代理・山口建史権宮司)、明治神宮宮司(代理・男成洋三権宮司)、尾崎定輝富山縣神社廳長、桶屋良祐念法眞教教務総長、旧富山藩前田家16代当主前田章利様御令室前田厚子様が玉串を奉りて拜禮致し、御遺族少女が参列者を代表して玉串拜禮をした百年前の故事に倣つて、昭和19年に散華されました大峯英夫命のお兄様のひ孫になります大峯日菜(小3)さんに合せて参列者一同が拜禮致しました。次に祝電披露、宮司一拜、宮司、参向使が挨拶を申上げ、富山縣知事、富山縣議会議長よりお言葉を賜りました。
引続き大拜殿舞台にて、富山交聲合唱団の皆様が、「昭和天皇御製」(四首)を奉唱致しました。殊に四首目の「立山の御歌」の折、もと富山縣民の歌とも親しまれてゐたこともあり、参列者全員で大合唱となり、感銘を深めたのであります。
午後1時からは、百周年を奉祝して洋遊会の皆様によります『管絃祭』を齋行。舞楽「蘭陵王」、管絃「越天楽」・「還城楽」、舞楽「萬歳楽」を奉納していただきました。
長時間に亙る祭典でありましたが、御遺族をはじめ澤山の縣民の皆様に参拜いただき、富山縣神社廳各支部の宮司様、富山県神道青会より齋員の御奉仕を賜り、洋遊会、富山交聲合唱団、富山県遺族会、日赤富山県支部、富山県隊友会、崇敬会青年部浦安会、旧職員、またお手伝ひをいただきました皆様総勢113名の御協力を賜り、また祭典前の清掃奉仕には、富山県遺族会女性部をはじめ遺族会役員の皆様、富山県隊友会の皆様に御奉仕を賜り、御創立百周年記念大祭が滞りなく齋行することができました。厚く御禮申上げ、御報告申上げます。