(平成25年8月30日)|富山縣護國神社"> 第十四回元服立山登拜のご報告<font size="1">(平成25年8月30日)</font>|新着情報|富山縣護國神社

平成25年 8月 30日

第十四回元服立山登拜のご報告(平成25年8月30日)

DSCN0084.jpg
 第十四回元服立山登拜を8月18日(日)から20日(火)の2泊3日、立山ガイド協会の佐伯高男氏・佐伯知彦氏・大塚憲一氏にガイドをお願ひして開催しました。
 一日目は、結成式を行ひ、宮司が隊旗と鉢巻・お守りを隊員へ授与、宮司挨拶、隊長訓示、富山みらいロータリークラブ・富山南ライオンズクラブの両会長様から激励の言葉をいただき、御家族やたくさんの方々の見送りの中、神社を出発しました。立山駅直前の藤橋(渡り禅定)を渡り、ケーブル・バスを乗り継ぎ追分まで移動。準備体操をして一日目の登拜が始まりました。初めの難関、一の谷・獅子ケ鼻では鎖をたよりに攀じ登り(鎖禅定)、鏡石平で昼食をとり、天狗平を経て室堂に到着。ここで、富山みらいロータリークラブの村上様から激励の言葉をいただき、初日のみ参加の6名の皆様と離れ、次に立山の聖地、玉殿の岩屋を参拝して、室堂山荘に到着。夕食前に佐伯知彦副ガイドから立山の地獄の話を解説していただき、隊長が食前食後の感謝の唱へ詞の意味を伝へ、食堂に移動して夕食をいただきました。
DSCN9622.jpgDSCN9632.jpg
DSCN9659.jpgDSCN9667.jpg
DSCNN9702.jpgDSCN9757.jpg
DSCNN9765.jpgDSCN9773.jpg
DSCN9848.jpgDSCN9881.jpg
DSCN9923.jpgDSCN9945.jpg

 二日目は、室堂山荘で朝食をいただき、主人の佐伯千尋氏から激励の言葉をいただいて、7時半に体操をして出発、浄土山を目指しました。過去を振り返る山と言はれる浄土山山頂には、日露戰争をはじめ大東亜戰争にいたるまでの富山県出身戰歿者を祀る「軍人靈碑」が平成17年に元服立山登拜を中心として再建されてをり、隊長が正しい歴史、世界史を伝へました。参拜をして國歌を斉唱しました。次に、雄山三の越にある昭和天皇御製碑前で「立山の御歌」を奉唱、皇居を遥拜しました。現在の山と言はれる雄山頂上、雄山神社峰本社では、元服成就祈願祭を宮司の佐伯睦麿様に齋行していただき、頂上登拜の喜びを全員でかみしめました。大汝山を縦走(極楽禅定)して富士の折立から下る坂道は慎重に進み、内蔵助山荘に到着しました。
DSCNN9948.jpgDSCN9958.jpg
DSCN9996.jpgDSCN0043.jpg
DSCN0079.jpgDSCN0086.jpg
DSCNN0120.jpgDSCN0122.jpg
DSCN0141.jpgDSCN0147.jpg
DSCN0190.jpgDSCN0194.jpg
DSCN0197.jpgDSCN0203.jpg
DSCN0221.jpgDSCN0222.jpg
DSCN0227.jpgDSCN0245.jpg

 三日目は雨となりましたので雨具を着装して、内蔵助山荘主人の佐伯常行氏から激励の言葉をいただき出発、雷の危険が予想されたため進路を変更して、別山を遙拜しました。そして少し戻つて大走り(走り禅定)から下りました。途中、雷鳥を十数羽見ました。賽の河原(石積み禅定)で休憩をとり、雷鳥沢ヒュッテで入浴と昼食をいただきました。閻魔台(地獄禅定)で当社の林苑顧問であり元富山県森林管理署長の松久卓氏と合流。高山植物や立山の地形の解説をいただく予定でしたが、雨の為自然保護センターまで移動して、室堂を出発。その後、予定通り神社へ到着し、終了式を行ひました。残念ながら別山で未来への目標を誓ふことができませんでしたが、古来の立山禅定(六禅定)すべてを達成することができました。また、隊員17名中16名が初めての参加でありましたが、全員が無事に達成できました。初心を忘れることなく、これからの苦難を乗り越えて活躍されますことを期待してます。
DSCN0253.jpgDSCN0251.jpg
DSCN0255.jpgDSCN0267.jpg
DSCN0276.jpgDSCN0282.jpg
DSCN0290.jpg
 ガイド・サポーターの皆様をはじめ、雄山神社・各山荘の皆様、御協賛いただいてをります富山縣護國神社崇敬会、青空のみの市実行委員会、富山みらいロータリークラブ、富山南ライオンズクラブ、立山黒部缶貫光株式会社、報道各社の皆様方のお蔭をもちまして、無事に開催できましたこと、厚く御礼申上げます。まことにありがたうございました。