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平成23年 8月 27日
第十二回元服立山登拜のご報告(平成23年8月27日)
第十二回元服立山登拜を8月21日(日)から23日(火)の2泊3日で、隊員8名、隊長以下サポーター等大人を含む総勢24名にて開催しました。
越中男子は、数へ年十五歳になると信仰の山である霊峰立山へ登拜することが古くからの慣はしとなつてをり、この元服立山登拜は、過去の山・浄土山頂上の軍人靈碑を参拜して、正しい日本の歴史・世界の歴史、そして祖先の恩に感謝することを学び、現在の山・雄山頂上の雄山神社峰本社にて元服成就祈願祭を齋行していただき、達成した喜びをかみしめ、未来の山・別山頂上を参拜、三山縦走を成し遂げた自信をもとに、これからの目標に向かつて進む強い意志を体感すべく、開催するものであります。
ガイドに立山ガイド協会の佐伯高男氏、副ガイドに同じく立山ガイド協会の佐伯知彦氏、ガイド補佐に同じく立山ガイド協会の大塚憲一氏・星野真則氏といふ素晴らしいガイドに恵まれたなかで行ふことが出来ました。
一日目宿泊の室堂山荘では、佐伯知彦氏に立山曼荼羅の絵解きをもとに、立山の地獄や天国の話を詳しく解説いただき、佐伯高男氏からは、登拜の上で最も注意しなければならないことなどを詳しく教へていただきました。二日目宿泊の雷鳥沢ヒュッテでは、主人の佐伯満寿男様から山小屋での経験談をお話いただき、怖くなった隊員は添ひ寝を星野ガイドにお願ひしてました。
本年は三日間とも悪天候であり、行程にも変更がありましたが、ガイド・サポーターの皆様をはじめ、雄山神社・各山荘の皆様、御協賛いただいてをります富山縣護國神社崇敬会、青空のみの市実行委員会、富山みらいロータリークラブ、富山南ライオンズクラブ、立山黒部缶貫光株式会社、報道各社の皆様方のお蔭をもちまして、全員が無事に成し遂げることが出来ました。ここに厚く御礼申し上げます。まことにありがたうございました。
結成式 宮司挨拶・隊長訓示
浄土山へ出発
浄土山登頂 軍人靈碑参拜
室堂まで下山 雪の残る懺悔坂(ざんげさか)
神聖な玉殿の岩屋をお参り
室堂山荘で佐伯知彦副ガイドから立山信仰の解説をいただく
室堂山荘の佐伯千尋主人から激励の言葉 雷鳥発見
懺悔坂の祓戸(はらへど)で祓詞奏上
一の越で小休止
三の越 昭和天皇御製碑前で「立山の御歌」奉唱して皇居遥拜
雄山頂上へ 登頂後、社務所に到着
悪天候のため、社務所神殿にて佐伯睦麿禰宜より元服成就祈願祭を御奉仕いただく
頂上峰本社にて元服成就の萬歳
大汝山へ
大汝山登頂後、ガスが少し薄くなる
真砂岳の鞍部でわずかな時間、雄山頂上が仰げた
さらに天候悪化の兆しで行程変更、大走りにて下山
雷鳥沢ヒュッテの佐伯満寿男主人から山小屋の経験談を聞く
地獄谷から大谷へ
自然保護センターで雷鳥を見た数を報告、なんと14羽も見れました
立山カルデラ砂防博物館でピンポン玉の雪崩を体験
終了式、篠田チーフサポーターより総評をいただく
隊旗に記入後、入善ジャンボスイカをいただく
第12回元服立山登拜達成、おめでたう