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平成23年 4月 30日
皇風煎茶禮式「第三十五回献茶式」の報告(平成23年5月1日)
4月22日(金)午前10時より皇風煎茶禮式「第三十五回献茶式」が齋行されました。
今回は、皇風煎茶禮式宗家 素養軒悠山 森下高仰副家元が初めて御奉仕されました。当日は、穏やかな天候のもと、富山清風連合会の御協力をいただき、来賓の方々、富山県芸術文化協会、富山県茶道連盟の役員方、北日本茶会、各流派の関係者が多数参列されました。前日にあらためて宮司より、富山縣護國神社献茶式の意義をお聞きになられ、末期の水もいただけぬまま戰場で倒れられた英靈たちへ思ひを馳せて点てられた森下高仰副家元のお茶は、斎員から宮司に手渡され、神前にお供へされると、瞬く間に境内中が馨しい香りで満たされました。
この献茶式は、春季例大祭に先立ち、故郷のお水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであります。
参集殿では富山清風連合会の皆様により、奉賛茶会が盛大に催されてをりました。
関係の皆様方には、厚く御礼申し上げます。