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平成22年 12月 3日
殉職自衛官慰靈祭祭事奉告(平成22年12月3日)
富山県隊友会主催によります殉職自衛官慰靈祭が、11月21日(日)午前11時に伊佐雄志神社で齋行されました。
当日は、伊佐雄志神社に祀られてをります富山県出身9柱の殉職自衛官と静岡県出身1柱(御遺族変更のため)の殉職自衛官の御靈に、御遺族を始め、自衛隊富山地方協力本部長、陸・海・空の各自衛隊代表、各自衛隊協力組織代表、伊佐雄志神社御遺族、富山県隊友会員の約120名が参列致し、宮司祝詞奏上、主催者・来賓代表が慰靈の言葉を奏上、参列者全員が玉串を奉り慰靈顕彰の誠を捧げました。祭典に先立ちまして、國旗掲揚、國旗・隊友会旗の掲架を隊友会の会員が奉仕致し、祭典の式中には、献楽として『海ゆかば』をラブバンド代表の濱田興隆氏の演奏に合はせ全員で合唱致しました。
富山県隊友会の田中幸一会長は、「自衛隊の前身である警察予備隊が組織されてより60年、社団法人隊友会が設立されてより50年の節目の年に、殉職自衛官の慰靈祭を富山県隊友会が主催となり齋行できましたことは、昭和29年に森実命、川口瀞命が殉職されて以来の念願でありました。これからはこの殉職自衛官慰靈祭を毎年続けてまゐります。」と話されました。風もほとんどなく爽やかな秋晴れのもと、殉職自衛官の御靈もさぞかし御嘉納遊ばされた祭典でありました。