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平成22年 6月 22日

「夏越の祓」のご案内(平成二十二年六月二十三日)

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六月三十日夏越(なごし)の祓(はらへ)(水無月祓)を齋行するにあたり、二十三日に茅の輪(ちのわ)をつくりました。
大祓(おおはらへ)は我々日本人の伝統的な考へ方に基づくもので、常に清らかな気持ちのままで日々の生活にいそしむやう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓ひ清めることを目的としています。
古来六月、十二月の晦日に宮中で大祓が行はれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となつています。
六月の大祓を夏越(なごし)の祓ひと呼びます。
大祓詞(おおはらへのことば)を唱へ、人形(ひとがた・人の形に切つたた白紙)などを用ゐて、知らず知らずのうちについた半年間の罪・穢れを祓ひ、無病息災を祈るため、茅(ちがや)や藁を束ねた茅の輪(ちのわ)を神前に立てて、「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶといふなり」などとと唱へ、茅の輪を三回くぐります。「茅の輪」くぐりは母親の胎内から生れることを象徴してをり、胎々(たいたい)くぐりとも言はれ、生れた赤児のやうに穢(けがれ)のない無垢な心の蘇りを意味する古来よりの大切な行事です。
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茅の輪くぐり方
①先ずくぐりましたら左へ回転します。
②次にくぐりましたら右へ回転します。
③そしてもう一度くぐりましたら再び左へ回転してご神前へ進みご参拜下さい。

三十日午後三時より齋行します。ご参拜お待ち申し上げます。