大東亜戰争開戦記念日にあはせ、講師に西修先生をお招き致し「時局講演会」を開催致します。
10時より大拜殿にて大東亜戰争宣戦の詔書奉戴記念祭を斎行申上げ、
11時より参集殿にて講演会を開催致します。
記念祭・講演会は、どなたでもご参加いただけます。
参加をご希望されます方は、定員がございますので、社務所に直接お越しいただくか、お電話にてお申込み下さい。(富山縣護國神社社務所 076-421-6957 9:00~17:00まで)
富山縣護國神社では、初詣に奉仕いただく「福ひめ」の募集を行つてゐます。
新しい年のはじまりに、参拝者の方々が清々しい気持ちでお参りできるやう、笑顔でお迎へ致しませう。
福ひめを申込されます方は、以下より申込用紙をダウンロードいただき印刷の後、ご記入いただいたものを社務所までお持ちください。また、社務所にも申込用紙をご用意致してをりますので、お越しいただきご記入いただいても大丈夫でございます。
(社務所受付時間 8:30~17:00)
↓初詣奉仕「福ひめ」申込用紙のダウンロード
令和7年福ひめ申込書
「福ひめ」の募集は、定員に達しましたら終了とさせていただきます。
その他、ご不明な点がございましたら社務所までお問合せ下さい。
富山縣護國神社 社務所 076-421-6957 (受付時間8:30~17:00)
皆様の申込を心よりお待ち致してをります。
七五三 5歳の祝ひ「着袴(ちゃっこ)の儀」
碁盤の上から飛び降りて、男の仲間入りを果たす儀式です
碁盤の目の様に、まっすぐ正直に成長することを祈念します
十一月行事案内
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 第二十九回どんぐり祭
3日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
七五三詣
23日(土) 午前9時 新嘗祭
30日(土) 午前9時 しめ縄プロジェクト
10月5日(土)、富山県遺族会や富山県隊友会の皆様方の清掃奉仕により隅々まで清々しく清められた境内にて、秋季例大祭が厳かに齋行されました。
まずは午前9時より伊佐雄志神社秋季祭を齋行。祭典には、田林修一富山県遺族会長、平尾旨明日枝神社宮司、富山県隊友会、そして伊佐雄志神社御遺族、崇敬会員の皆様が参列されました。宮司が祝詞を奏上申上げ、「立山の御歌」を参列者一同で奉唱致しました。
午前10時からは秋季例大祭を齋行。新田八朗崇敬総代会長が参向使となり、富山県神社庁各支部、富山県神道青年会から齋員の御奉仕、雅楽演奏を高岡市福岡町の洋遊会(山田三夫会長)に、そして富山交聲合唱団(黒坂康之会長)、富山県詩吟剣舞連盟(稲垣岳峰会長)、富山県隊友会劔部(中澤慎太郎部長)の皆様に祭典を御奉仕いただき、富山県遺族会長 田林修一様、衆議院議員 吉田豊史様、富山県神社庁長 平尾旨明様をはじめ、神社役員、県内の宮司様、御遺族、崇敬会員の皆様が参列されました。
式中には、國旗掲揚、國旗奉持を隊友会劔部の名村典泰様、中島秀雄様、山本雄史様、惣名優様に御奉仕いただき、献饌の儀では『鎭魂頌』の合唱を富山交聲合唱団様に、更に昭和天皇御製『紅に染め始めたる山あひを流るる水の清くもあるかな』・今上陛下御製『五箇山をおとづれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄』の二首を奉唱していただき、そして吟題 徳川光圀作『日本刀を詠ず』の詩吟剣舞を、吟士 古賀将岳様・剣士 茶木基翠様に奉納いただきました。
祭典中、献饌の儀の後には、点てられたお茶を宮司が神前にお供へいたしました。茶碗は、昭和18年に戰勝祈願として表千家献茶式で使はれた茶碗であります。
玉串拜禮では、各代表者が拜禮された後、婦中町遺族会長の鍋山忠勲様が参列者を代表して玉串を捧げられ、参列者一同が合せて拜禮されました。そして祭典後、皆様には、御神前にてみあかしを灯して、参拜いただきました。
祭典前に降り始めた霧雨も上がり、ご奉仕ご参列の皆様のお蔭をもちまして厳粛に齋行できました。ここに厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。
以下、伊佐雄志神社秋季祭
以下は秋季例大祭
第四十一回表千家献茶式竝に櫻菊茶会を富山縣護國神社表千家献茶会主催、表千家同門会富山県支部協賛にて、9月30日(月)に表千家 左海 大(さかい ひろし) 宗匠をお迎へして開催いたしました。昨年までは9月17日の開催でありましたが、不審菴様の御配慮により、10月5日の秋季例大祭のより近い日に、本年から変更させていただいた献茶式であります。
12時55分、宮司以下齋員、宗匠、表千家同門会富山県支部役員、國泰寺管長が参進、神社役員や表千家同門会富山県支部、北日本茶会、富山県茶道連盟の関係者らが参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌、宮司祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。
当日は、晴れ渡り爽やかな秋風が感じられる中、左海宗匠が洗練されたお点前を厳かにまた丁寧に恙無く披露され、点てられた濃茶薄茶を宮司が御神前にお供へすることができました。戰場で倒れられた御英靈が、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、秋季例大祭に先立ち齋行されます献茶式であります。
創立70周年記念事業により現在の社務所が竣功された昭和57年10月、表千家 第14代家元 而妙斎 千宗左 宗匠に御奉仕いただいたのを機に、昭和60年より毎年齋行いたしてをり、コロナ禍で開催できない年もございましたが、昭和18年の戰勝祈願献茶式、昭和29年の戰歿者慰霊献茶式と合せて、四十一回目の表千家献茶式となりました。縁の深い皆様方に御参列いただき、恙なく厳粛に齋行できましたこと、ご関係の皆様方に厚く御禮申上げます.
表千家同門会富山県支部によります櫻菊茶会も盛大に行はれました。朝早くからのご奉仕、まことにありがたうございました。
写真は令和5年10月5日 御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
十月行事案内
1日(火) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
秋季例大祭
5日(土)午前10時
午前9時 伊佐雄志神社秋季祭
午前10時 秋季例大祭
※どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越しください。
ご祈願の受付は午後1時までできません。ご了承のほど、宜しくお願ひ
申上げます。
6日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(火)午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
27日(日)午前10時 殉職自衛官慰靈祭
令和6年8月16日(金)から18日(日)にかけて、第23回「元服立山登拜」を開催致し、小学五年生から高校一年生の五名の隊員が参加しました。
越中男子は数へ15歳になると靈峰立山へ登拜することが古くからの慣はしであり、大人へと成長してゆく大切な時期に、立山を登拜することで、先人に感謝する心や自然に対する畏敬の念を育むことを目的として、今回は、立山六禅定の中でも極楽禅定と云はれる浄土山・立山本峰・別山の三山縦走を目指し、開催致しました。
初日、午前6時30分より結成式を行ひ、班長の石坂亮二君に隊旗が渡され、隊員に御守と鉢巻が授与されました。宮司が激励の挨拶を、次に隊長の禰宜が訓示を申し上げました。そして御協賛御協力いただいてをります富山みらいロータリークラブの森口康裕会長より激励の言葉を賜り、職員や御家族の皆様から見送りを受けて神社を出発。途中バスの中では、神社林苑顧問の大宮徹氏から立山の自然や特徴について教はりました。
そして立山駅に到着。ここで立山ガイドの佐伯知彦氏と合流。各自が自己紹介をした後、ケーブルカーと高原バスを利用して室堂へ到着。「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」とお詠みになられました秋篠宮皇嗣殿下御歌碑の前で、御歌碑建立の経緯を隊長が解説。その後室堂山荘まで進み、着替などの荷物を山荘に置かせてもらひ、準備運動をして立山登拜が始まりました。
はじめに浄土山に向けて出発。途中の室堂山山頂で昼食。雲海に浮かぶ白山の山頂を仰ぎ見ながら、美味しい弁当を頂きました。そして険しい岩場を攀じ登りながら、過去の山と云はれる浄土山に登頂。平成17年の第六回元服立山登拜で再建・除幕式が行はれた「軍人靈碑」の前で、隊長が近現代史を解説。日露戰争でたくさんの富山県人が戰死されて「軍人靈碑」が建立されたこと、大東亜戰争では欧米と戰ひ、敗戰となりたくさんの方々が戰死されたが、欧米の植民地となつてゐた東アジアの諸国の人々に勇氣を与へ、それぞれが独立できたといふ過去を隊員に伝へ、平和の礎を築かれた先人に感謝のまことを捧げて、「軍人靈碑」を参拜いたし国歌を斉唱いたしました。
一ノ越を経由して室堂山荘まで下山する途中、台風7号の影響で時折突風が吹く中、突然隊員の足下に雷鳥が現れ、隊員たちの疲れた心身が癒されました。室堂山荘では、入浴後に大宮顧問から作成していただいた資料を参照しながら、立山の自然保護活動や高山植物について解り易く解説をしていただきました。
二日目は、真つ白なガスがかかつた霧雨の中で出発。懺悔坂で日頃の罪を反省し、更に祓堂にて祓詞を奏上して身を清め、一ノ越に到着。三ノ越直下の昭和天皇御製碑へ向けて出発。昭和天皇御製碑前にて「立山の御歌」を奉唱し皇居を遙拜いたしました。
そして、立山本峰頂上の雄山神社峰本社へ向けて出発。全員が無事に登拜を成し遂げました。雄山神社の高倉文尚権禰宜に元服成就の祈願をしていただき、現在の山と云はれる立山本峰頂上にて、登拜達成の喜びを噛みしめ萬歳を三唱いたしました。
佐伯睦麿雄山神社宮司様から激励の言葉をいただき、大汝山へ向けて出発。富士の折立へと縦走し、下つて真砂岳手前の鞍部にて昼食。続けて真砂岳を登り、更に未来の山と云はれる別山へ向けて辛さを堪へつつ歩みを続けてゐると、三山縦走を祝福するがの如く、真つ白なガスの中から別山が姿を現し、無事に登頂を成し遂げることが出来ました。別山のお社を参拝した後、三山縦走達成の自信を糧として、未来の目標へ向かひ、再度萬歳三唱を行ひました。
そして更に気を引き締めて長い雷鳥坂を下り、浄土川を渡りキャンプ場を過ぎたところで、無事にガイドを務めていただき、ここで下山される佐伯知彦ガイドから、激励の言葉をいただきました。温泉のある雷鳥沢ヒュッテでは、早速入浴を済ませて作文を書きました。
最終日の出発前、雷鳥沢ヒュッテの佐伯寿一郎ご主人から激励の言葉をいただき、大宮顧問よりヒュッテから仰ぐ山々を見ながら、崩れやすいところや崩れても山の標高が変はらないこと、高山植物の植生や特徴などについて詳しく教はりました。更にたくさんの高山植物を教はりながらエンマ台へと進み、地獄谷を眺めて小休止。大宮顧問からは、高山の自然を保護するため、外来性植物や低地から植生してきた植物などを除去する活動や意義についても詳しく教はり、大谷を通つて天狗平山荘に到着。美味しい昼食をいただき、佐伯賢輔ご主人からは、アルペンルート開通前の天狗平山荘や立山ガイドを取材した貴重な映像を見せていただき、暫し身体を癒しつつ過ごしました。
そして予定通りに下山して神社に到着。終了式を行ひ、第23回「元服立山登拜」が無事に滞りなく終了致しました。
今回は、立山三山縦走といふ長くて厳しい登拜でありましたが、隊員各々が力を合せて協力し合ひ、成し遂げることが出来ました。無事に達成できたことを誇りに、今後益々のご活躍を期待いたし、ご報告申上げます。
8月4日(はしの日)に「第六回 箸の日 感謝のまつり」を斎行致しました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食・日本の食文化に代表される箸は、太古の時代より神器として親しまれ、日本人の魂として使ひ続けられてきました。
當神社では、より一層、このやうな日本の伝統文化を顧み、次世代へと継承してゆくため、令和の御代より、「箸の日 感謝のまつり」を開催してゐます。本年も、箸の日感謝のまつり実行委員長 一般社団法人 富山県調理師会会長の釣賢一様をはじめ、富山県調理師会員の皆様のご協力のもと、滞りなく第6回目を開催することができました。
當神社責任役員・総代、崇敬会員、富山県調理師会員の皆様16名御参列のもと、祭典では「箸渡しの儀」を行ひ、境内の南天で作つた神人共食を意味する両口箸を釣会長が宮司に手渡し、宮司が御神前にお供へ致しました。
次に宮司が祝詞を奏上、そして御神前に使ひ納められた箸をお祓ひし、参列者一人一人が玉串を奉りて拝礼致しました。
なほ、本来であれば、引続き参列者一人一人が日頃使つてゐる箸に感謝し、お箸をお焚き上げ致しますが、本年は當神社行事の関係により、お焚き上げの儀は後日神職のみで斎行申上げました。皆様にかはりて、古くなったお箸を納めさせていただきましたことをご報告申上げます。
この「箸の日感謝のまつり」を通して、日々、生き物の命をいただいて生きているといふことに感謝をし、またその命を運ぶ箸にも感謝をするといふ、日本の文化・心を呼び覚ますきつかけになればと願つてをります。ご協力いただきました富山県調理師会の皆様、ご参列いただきました皆様方に、篤くお礼申上げます。
表千家同門会富山県支部設立六十周年記念大会竝に献茶式にてお点前をされる猶有斎 千宗左 お家元宗匠(令和5年9月17日)
九月行事案内
1日(日) 午前5時 富山のみの市
午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
4日(水) 午前6時 富山南ライオンズクラブ清掃奉仕
15日(日) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
22日(日) 午前9時 秋季皇靈殿遙拜式
28日(土) 午前9時30分 富山県遺族会清掃奉仕
30日(月) 午後13時00分
第四十一回 表千家献茶式 左海 大 宗匠 御奉仕
ご祈願は正午から15時までの間
献茶式・記念大会のため受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
秋季例大祭10月5日(土)午前10時
どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越し下さい。
ご祈願は午後1時まで受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
8月1日(木)午前11時からは富山縣護國神社に於いて、万灯みたままつり竝に永代講大祭を齋行致しました。多くの御遺族ご参列のもと、宮司が慰靈顕彰の祝詞を奏上申上げ、富山県遺族会長 田林修一様がご参列の皆様を代表して玉串を奉りて拜禮致しました。
祭典後、「夏のをどり」を藤間勘史弥社中の皆様に奉納いただきました。
奉納曲と踊り・唄は、
「てるてる坊主」(踊り)宝田桜結子様
「関の小万」(踊り)坂本渚様
「福光めでた」(踊り)藤間好柚様
「九段の母」(唄)中田好美様
の皆様の奉納でありました。
「夏のをどり」奉納の後、御参列の皆様には、内拜殿にてろうそくに「みあかし」を灯して参拜いただきました。暑さ厳しい中、長時間のご参列をいただき洵にありがたうございました。
社殿軒下には、県内外の著名な皆様から御揮毫いただきました「特別あんどん」が掲げられました。御奉納は、俳優の西村まさ彦様、女優の室井滋様、柴田理恵様、落語家の柳家さん生師匠、春風亭柳之助師匠、表千家家元の千宗左様、國泰寺管長の澤大道老師猊下、表千家吉祥会の吉倉裕陽宗匠、篆刻家の小田玉瑛様、講談師の日向ひまわり様、参議院議員の山谷えり子様、有村治子様の皆様方です。まことにありがたうございます。
さらに、南画家であり歌人の故中野清韻先生の遺作展を開催致しました。万灯みたままつりに際し、永年に亘り特別あんどんの揮毫、膨大な数のあんどんの絵を奉納いただいてをりました。その中から厳選したものを数点展示致し、中野清韻先生の御遺徳をお偲び申上げました。
午後6時半からは「御神楽の夕べ」を大拜殿神楽舞台にて開催致しました。まずは中学三年生の伊東織音さん、黒瀬誉乃さんによる「浦安の舞」、次に當神社の轡田権禰宜による「いでたちの舞」、そして次に高校二年生の塚原里桜菜さんによる「みたま慰めの舞」が御神前に奉納されました。伊藤さん、黒瀬さん、塚原さんは、はじめてこの日に舞を奉納されましたが、猛暑続く中、一生懸命舞の稽古に励んでいただき、当日は素晴らしい舞を奉納していただきました。
そして、皆様方に奉納いただきましたあんどんは七月三十一から八月一日の二日間、境内に掲げ、御靈をあんどんに託してお迎へし、慰靈顕彰につとめました。皆様から献灯いただきましたあんどんが境内を優しい明かりで包み、富山市花火大会と相俟つて美しく彩つてゐました。
献灯あんどんをご奉納いただきました皆様、献灯あんどんに絵画の奉納をいただきました中気ままサロンパステル画教室(代表 岸岡ひとみ様)の皆様、おえかきキッズ(代表 西宮恵美様)の皆様方に厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。
花火大会終了後、富山縣護國神社ではろうそくに「みあかし」を灯して、伊佐雄志神社では「献水の儀」として氷柱に清水を捧げてお参りしていただき、御霊をお偲び申上げました。
富山大空襲より79年を迎へた8月1日(木)午前十時、崇敬総代会長様、富山県遺族会長様をはじめ、多くの市議会議員の皆様、御遺族、神社役員、富山市民ご参列のもと、伊佐雄志神社例大祭を齋行。
伊佐雄志神社には昭和20年8月1日の夜、米軍による大空襲により亡くなられた約二千七百余柱の戰災殉難者の御靈が祀られてをり、この富山大空襲の日が例大祭となつてゐるのであります。祭典では、宮司が祝詞を奏上申上げ、中学三年生の伊東織音さん、黒瀬誉乃さんの巫女二名が「浦安の舞」を奉奏。そして富山県遺族会長 田林修一様、富山市議会議長代理 富山市議会議員 舎川智也様、伊佐雄志神社の御遺族を代表して梨雲福祉会理事長 林一枝様が玉串を奉りて拜禮致しました。祭典終了後には、燃え盛る炎の中で亡くなられた御靈を偲び、宮司をはじめ、参列者一人一人が献水の儀で故郷の清水をささげ、お参りを致しました。
8月1日に開催いたしました富山市少年相撲大会は、今年で44回を重ねました。富山大空襲でお亡くなりになられました戰災殉難者の御靈(みたま)をお慰め申上げる慰靈の大事な行事であります。この相撲大会には、朝乃山関も呉羽小学校5年生の時、第27回(平成16年)の大会にて団体の部で中堅として出場し、優勝してゐます。合せて朝乃山関の怪我の早期恢復と復帰を心よりお祈り申上げます。
それでは、出場しました選手諸君、大会を運営されました関係者の方々に厚く御礼申上げ、結果を報告致します。
団体の部
優勝 速星小チーム
次勝 老田小チーム
三位 堀川小チーム
個人の部
四年生以下
優勝 山本 大翔(速星小) 次勝 山田 逸心(速星小)
三位 古沢 義政(老田小) 三位 守田 光玖(堀川小)
五年生
優勝 中田 桜介(宮野小) 次勝 松本 比呂(池多小)
三位 瀬川 椋介(堀川小) 三位 山本 幹士(堀川小)
六年生
優勝 武市 篤彦(柳町小) 次勝 老月 隆人(老田小)
三位 村上 晴紀(豊田小) 三位 守田 吉玖(堀川小)
敢闘賞
老田 天晴(老田小) 田上 誠也(池多小)
池田 勝紀(堀川小) 片岡 勇人(速星小)
晴天となつた7月21日(日)、第32回「廣德塾」を開催しました。
今回は年中~中学2年生の塾生11名と父兄5名の16名が参加しました。
先づ初めに手水の儀を行ひ、社殿に移動して正式参拝を斎行。次に参集殿に移動して、講座が始まりました。
講座1「宮司講話」では、論語は先生の素読に続いて素読し、声に出して繰り返すことで覚える事に繋がるといふことを伝へ、宮司自身が学生の頃、萬葉集の一部分を繰り返し口ずさんで詠んで覚えたといふことを話し、学び方の姿勢について教はりました。
講座2「論語を学ぼう」では、「とやま論語を楽しむ会」の青木順子先生に、お住まいの千葉県からオンラインで授業をしていただきました。学而第一を素読した後、子罕第九-二十五の「忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ」について、「忠信を主とし」とは、真心や正しい行ひをすることを心の中心にもつことであり、この「忠信を主とし」といふ文言は、論語に三回でてくるほど大切なことであると教はりました。
講座3「唱歌を歌はう」では、富山県声楽家協会会員の坂口美里先生から「雨降りお月さん」と「兎のダンス」の唱歌について教はりました。作曲者の中山晋平氏は、ヨナ(4・7)抜き音階といふ、ファ(ドから数へて4つ目・ヨ)とシ(ドから数へて7つ目・ナ)を使はずに作曲されてゐた話や歌詞の意味などを習ひ、作詞された野口雨情氏の美しい日本語(大和言葉)の唱歌を歌ひながら楽しく学びました。
猛暑日となり気温が上昇してくる中、休憩中に冷たいゼリーが出され、塾生たちは突然の差し入れにとても喜び、笑顔で美味しいゼリーをいただきました。
講座4「ネイチャーゲームで遊ばう」では、富山県シェアリングネイチャー協会の萩原裕美先生から、「フィールドパターン」と「カウボーイ」のゲームで楽しく学び、境内の自然の中で色々な形や色を探したり、馬役となつた大人2名の馬を、子供らで協力しながら追ひ込み捕まへるゲームして、チームワークの大切さや達成した喜びを感じながら、自然の中にある身近な好奇心などにも気付く体験をしました。
そして修了式を行ひ解散となりました。今回の学びを通じて、更に充実した日々を過ごしてほしいと思ひます。
写真は昨年の万灯みたままつりにて境内に掲げられた献灯あんどんと富山市花火大会の様子です。
八月一日(木)は富山大空襲戰災記念日です。
十時からは、富山大空襲でお亡くなりになられた御霊をお祀りする伊佐雄志神社の例大祭、十一時からは富山縣護國神社にて万灯みたままつり竝に永代講大祭、十八時半からは御神樂の夕べが執り行われます。そして十九時四十分からは神通川にて花火が打ち上がります。どうぞ、皆さまでお参りいただきまして、ご先祖さまの御霊をお慰め申上げませう。
万灯みたままつり 1日(木) 午前11時
午前9時 第四十四回富山市少年相撲大会
午前10時 伊佐雄志神社例大祭
午前11時 万灯みたままつり竝に永代講大祭
午後6時半 御神樂の夕べ
4日(日) 午前 6時 富山のみの市
午前 9時 第六回「箸の日感謝のまつり」
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(木) 午前 7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
午前11時45分 終戦詔勅奉戴記念祭
17日(土)午前 10時 満蒙開拓団慰霊祭
16日(日)~18(日) 第二十三回 元服立山登拜
6月23日(日)、國内唯一の激戰であった沖縄戰終結の日である「沖縄慰靈の日」に、特攻戰歿英靈顕彰慰霊大祭を斎行申上げました。特攻戰歿英靈顕彰慰霊大祭は、故郷を守らうと命を懸けて戰つた特攻隊員の御靈(みたま)を慰靈し、その崇高な精神を次の世代にも伝へてゆかなければならないといふ宮司の強い思ひで、令和元年より斎行申上げてをります。本年は終戦より79年を迎へ、さらに昭和19年10月21日、神風特別攻撃隊が初めて出撃されてより80年といふ節目の年であります。
当日は、御遺族や神社総代・崇敬会員をはじめ、さらにはこの日のために県外からお越しいただいた方々のご参列のもと、特攻で散華された隊員70柱の御靈を慰靈申上げました。
祭典では、宮司が御靈を慰靈顕彰申上げる祝詞を奏上し、特攻隊員70柱の御名を読み上げ、祝詞奏上後には、御神前にて「いでたちの舞」を奉奏しました。「いでたちの舞」は、昭和二十年五月十三日、飛行第二十戰隊陸軍伍長として台湾宜蘭基地を出撃、沖縄本島西海岸に群がる米艦船に体当たり、特攻戰死された高田豊志命が、「お母さま」にのこされた「夢にだに 忘れぬ母の 涙をば いだきて三途の 橋をわたらむ」といふ和歌に、平成七年の終戰五十周年に宮司が補作、牧田明子翁雅楽会長により、曲と舞が創作されたものであります。
舞の奉奏後、参列者が玉串を奉りて拜礼、祭典終了の後は旧海軍甲種飛行予科練習生をたたへる「甲飛の碑」と旧陸軍少年飛行兵を慰靈顕彰する「つばさの塔」の前を巡拝し、一同黙祷を捧げました。
祭典がはじまり、御霊をお招き申上げると同時に、大拜殿に爽やかな風が吹き抜け、そして宮司が祝詞を奏上し、特攻戰歿された御霊の御名を一人づつ読み上げると、いつきに涙雨が激しく降り始め、祭典が終了した頃には晴れ間がでるといふ、まるで英霊の御心がそのままあらはれてゐるやうな祭典でした。来年は終戦80年を迎へる記念の年です。今一度、英霊の御心を強く思ひおこし、永く久しく継承してゆく次第です。
御参列いただきました皆様には、篤くお礼申上げます。
境内の紫陽花(あぢさゐ) 令和6年6月28日午前9時(天候:小雨)
七月行事案内
1日(月) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
奥田中学校「十四歳の挑戦」5日まで
7日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(月) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
21日(日) 午前9時 第三十二回「廣德塾」
「論語(ろんご)」を学び、自然の中で「ネイチャーゲーム」を楽しまう!
そして「唱歌」を歌はう!
12時10分頃終了予定(昼食は不要ですが、水筒を持参ください)
募集対象 幼児・小学生・中学生(どうぞ親子で参加ください)
ご不明な点がございましたら、076-421-6957まで問合せください。
30日(火) 午前9時 明治天皇祭
万灯みたままつり
8月1日(木) 午前11時
午前9時 富山市少年相撲大会
午前10時 伊佐雄志神社例大祭
午前11時 万灯みたままつり並びに永代講大祭
午後6時30分 御神楽の夕べ
浦安の舞
みたま慰めの舞
いでたちの舞
富山縣護國神社では崇敬会研修旅行「明治天皇の行在所『慶雲館』と紫式部ゆかりの地 大津を探訪する旅」を一泊二日の行程にて実施致しました。
大河ドラマ『光る君へ』で注目を集めてゐる大津の地でありますが、天智天皇をお祀りする近江神宮、滋賀県出身の英霊をお祀りする滋賀縣護國神社への正式参拝をはじめ、明治天皇の行在所であった慶雲館などへの訪問を通じて、國のために尽力された先人のご遺徳を偲び、顕彰申上げることを目的として開催しました。
往きは今年の3月16日に延伸された北陸新幹線で敦賀駅まで行き、バスに乗り換へて滋賀県へと向かひました。
先づは長浜市にある明治天皇の行在所として建設された『慶雲館』を訪問。慶雲館は明治20年に明治天皇行在所として実業家の浅見又蔵氏により建設されました。
明治19年秋、明治天皇・昭憲皇太后が孝明天皇御式年祭のため、京都へ行幸啓遊ばされ、帰路に大津から船を利用されて長浜にお立ち寄りになられることを知つた浅見氏は、私費を投じて行在所の工事を急遽開始され、竣工したのはおよそ3ヶ月後の明治20年2月21日、明治天皇・昭憲皇太后が京都を発たれた当日の朝で、建設工事の後片付けはまだ終はつていなかつたと云ひます。その後は浅見氏の別邸としてだけではなく、長浜市の迎賓館として使用され、昭和10年の国史跡指定に伴ひ、翌年長浜市に寄付されました。実業家浅見又蔵氏の、当時の國を思ふ心と、緊張感が伝はる逸話です。
玉座が設けられた二階部分
二階からは琵琶湖と伊吹山が一望できたやうです
次に訪れたのは、慶雲館の向ひにある長浜鉄道スクエア。「旧長浜駅舎」、「長浜鉄道文化館」、「北陸線電化記念館」の三つの施設からなる鉄道資料館です。長浜のまちに産業と文化の息吹を伝へた鉄道文化にふれ、鉄道建設に尽力された先人に思ひを馳せました。
旧長浜駅舎。現存する最古の駅舎。
北陸線電化記念館に展示されてゐる、北陸線で活躍したD51形793号機蒸気機関車。
明治5年9月12日、はじめて鉄道が新橋~横浜間に開業。その両駅の式典で賜つた明治天皇の勅語。
午後は、第38代天智天皇をお祀りする近江神宮にて正式参拝を致しました。網谷宮司様をはじめ、職員の皆様にお出迎へいただきました。
内拜殿にて正式参拝ののち、網谷宮司様より近江神宮についてご説明いただきました。
天智天皇の御製碑。小倉百人一首の第一首目が天智天皇であることにより、境内には、保田與重郎や高市黒人をはじめとした数多くの歌碑があります。
自動車淸祓所にて。明治23年建築の大津地方裁判所の玄関車寄せが、昭和46年解体立て直しされるにあたり、近江神宮へ移築された建物です。
昭和39年オメガ社総代理店奉納の漏刻時計。日本書紀にもあるやうに、天智天皇は、はじめて漏刻時計をお造りになられ、社会生活の基本である時報を始められました。現在6月10日の時の記念日は、天智天皇10年4月25日(太陽暦で現在6月10日)、近江大津宮ではじめて時報がうたれた日を記念して制定されてゐます。
時計館宝物館には、さまざまな時計が展示されてゐます。毎年、時の記念日に斎行される漏刻祭では、セイコーやシチズンなどの時計メーカーからの奉納があり、関係者の方々約200名が参列されるそうです。
近江観学館にて、近江神宮敬神婦人会の皆様よりお茶とお菓子をいただきました。
ご挨拶される敬神婦人会梅田会長様。
網谷宮司様から境内をひとつひとつ丁寧に御案内いただき、さらに職員の皆様、敬神婦人会の皆様によるお心こもるおもてなしを受け、大変ありがたい気持ちになりました。
次に、壬申の乱の後、大友皇子の息子、大友与多王が父の御霊を弔ふために創建された三井寺を参拝し、三井寺近くの市民文化会館の小高い丘にある「若鷲の碑」を参拝致しました。
若鷲の碑は昭和50年10月12日、大津陸軍少年飛行兵学校跡に建立されました。大津陸軍少年飛行兵学校は、昭和17年10月、東京陸軍航空学校大津教育隊として開設され、翌18年4月に独立しました。陸軍少年飛行兵学校15期生から20期生に至る八千有余人が基礎訓練を終へ若鷲となり大空に巣立ち、111名が特攻戦歿され、その中に大津出身者がをられ、その御霊を慰霊顕彰申上げるものであります。
若鷲の碑がある丘の上から琵琶湖方面を望むと、すぐそばには高校のグランドで野球などのスポーツに励む元気な生徒らの姿があり、若くして國を守る為に戦ひ散華され、そして今の日本の礎となられた英霊に、あらためて感謝の意が込み上げてきました。
二日目は、平安時代に多くの貴族や女流文学者が参詣された「石山詣」で人気を博し、紫式部も源氏物語の着想を得たと伝へられる石山寺を訪れました。境内には至る所に壮大な硅灰石があります。一同は、ボランティアガイドの丁寧な説明を受けながら境内を散策致しました。
もみじのトンネルが美しい参道
硅灰石の上に大きな堂宇がある
石山寺御本堂
参籠中の紫式部をイメージしてつくられた人形
次は、この研修旅行の最後の目的地である、滋賀出身34750柱の英霊をお祀りする滋賀縣護國神社にて、正式参拝を致しました。参拝の後、山本宮司様よりご挨拶を頂き、さらに山本禰宜様より境内のご説明を頂きました。
大東亜戦争終結70年、滋賀縣護國神社創立140周年を記念し、平成28年10月5日の秋季例大祭に合はせて会館された英霊顕彰館
英霊顕彰館にて山本禰宜様より説明をいただく
英霊顕彰館内に展示されてゐる「慰霊平和祈願御朱印屏風」。ご遺族であり、第49代・50代滋賀県知事 國松善次氏が戦歿者の慰霊と世界平和を祈願して全國の護國神社を自転車で3年4カ月かけて参拝された際に頂かれた御朱印を、屏風にして奉納されたものです。當神社には平成25年8月27日といふ、まだまだ暑さ真盛りの中、参拝されてをられました。
社務所にて談話。
次世代を担ふ若者も減少傾向にある昨今、さらに御遺族の減少といふ課題を目前に、如何に英霊の御遺徳を伝へ、さらに護國神社を守つてゐくか、全國の護國神社が直面してゐる共通の課題に、日々奮闘してゐる様子が伝はつてきました。
山本宮司様を囲んでの記念撮影
参拝の後は、彦根市内から富山まで、バスにて帰路に着きました。
この度の研修旅行を通して、崇敬会員の親睦をはかることは基より、神社や史跡を巡ることにより、祖国を守るために戦つた英霊や、先人のご遺徳を偲び、如何に次世代へ守り伝へてゆくかといふ課題を考へつつ、國を思ふ心が醸成されたやうに思ひます。
この度の研修旅行に御参加頂きました皆様、ご案内ご協力賜りました皆様方にあらためて感謝申上げます。ありがたうございました。
令和6年5月19日(日)午後3時より第十回奉納篝火狂言が開催されました。
記念すべき第十回を迎へた今回は、人間国宝野村萬先生、九世野村万蔵さん、万蔵さんの長男の六世野村万之丞さん、二男の拳之介さん、三男の眞之介さんの万蔵家三代をはじめ、萬狂言の皆様により、『長光(ながみつ)』『舟(ふね)ふな』『福の神』の三演目の狂言を演じていただきました。更に萬狂言の清水宗治さん(富山市八尾町在住)が、令和6年3月26日に日本能楽会より狂言方を代表して功労者としての表彰を受賞され、大拜殿にはその表彰状が飾られました。
そして舞台後方には今回も、草月富山県支部 藹(あい)の会(栂野惠秀代表)の皆様に、松や竹、季節の木花を用ゐて作られた特別奉納の作品が華を添へ、345名といふたくさんの観劇者が集ひ開催されました。
まづはじめに宮司が挨拶にて、御歳満九十四歳を迎へられた萬先生の藝一筋に精進される姿には、「第一回富山薪能」でお會ひしてから43年を経みした今でも尊崇の念は少しも変はらず、ここに記念すべき第十回を迎へられたことに感謝を申上げ、第一回から出演されてをります地元の清水宗治さんが日本能楽会から表彰を受け、本日特別に萬先生と『舟ふな』が演じられることは、富山の篝火狂言にとりまして記念すべきことであると挨拶し、次に野村万蔵さんより狂言や本日の演目についての解説がなされ、来場者一同で「福の神」の笑ひを行ふなどして、狂言に理解を深めながら、上演される当代一流の洗練された狂言を楽しみました。
野村万之丞、能村晶人、中尾史生による『長光』
野村萬、清水宗治による『舟ふな』
野村万蔵、野村拳之介、野村眞之介による『福の神』
上演終了後、萬先生に花束が手渡され、ありがたいご挨拶をいただきました。
会場にはたくさんの笑顔が溢れ、和泉流野村万蔵家三代による狂言を満喫いたしました。萬狂言の皆様をはじめ、御協力賜りました皆様に厚く御礼申上げます。ありがたうございました。
特攻戰歿英靈顕彰慰靈大祭(令和5年6月23日)
六月行事案内
1日(土) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
2日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
5日(水) 午前8時半 西田地方長寿会清掃奉仕
12日(水) 崇敬会研修旅行(一泊二日)
~13日(木) 紫式部ゆかりの近江方面(滋賀県)
15日(土) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 少飛会慰靈顕彰祭
23日(日) 沖縄の日
午前10時 特攻戰歿英靈顕彰慰靈大祭
30日(日) 午後3時 夏越の大祓(茅の輪神事)
4月20日(土)午前7時30分より、隊友会富山支部(根塚彰支部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。普段は手の行き届かない「かがやきの森」周辺の生ひ茂つた草をきれいに刈り取つていただき、更に落ち葉も掃き集めていただきました。終了後には、富山縣護國神社と伊佐雄志神社を正式参拜され、宮司が御禮の挨拶を申しました。
お蔭をもちまして、春季例大祭を清々しい氣持ちで奉仕することができましたこと、深く感謝申し上げます。まことにありがたうございました。
数に限り(無料エリア)があります。木陰エリアにて、テントの使用は不可です。
申込は事前予約制:SMS(ショートメール:090-2034-1929)で、「受付しました。」の返信があれば、出店可能となります。
詳細は、会場のパンフレットや、ホームページの「新着情報」掲載ページでご確認ください。
当日は、午前8時に本部にて受付後、場所を案内します。保護者主体になる場合は、ご遠慮下さい。
4月17日(水)、富山県遺族会(田林修一会長)、富山県遺族会女性部(川上淑子部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。春季例大祭を迎へるにあたり、県内の全ての地区から58名の会員の皆様にご奉仕いただきました。
瑞垣内の御敷地や境内に落ちた葉や生えてきた草などを、会員の皆様によりまして隅々まで取り除いていただき、春季例大祭を前に境内中が清々しくきれいになりました。
また、御鎭座百拾年記念事業の締め括りとして、三月下旬に瑞垣御門の近くに植ゑた山櫻の種類の「オホヤマザクラ」(原産:長野県松本市波田)について宮司が解説し、更に、例大祭での献饌の儀にて富山交聲合唱団(黒坂康之会長)に奉唱いただく『鎮魂頌』についても解説いたしました。
そして正式参拜を齋行、御礼の言葉を宮司が申上げました。
ご奉仕いただき、まことにありがたうございました。
人間国宝 野村萬 万蔵家三代特別奉納
第10回 富山縣護國神社 奉納篝火(かがりび)狂言
令和6年5月19日(日)
主催 富山縣護國神社 奉納篝火狂言実行委員会
後援 北日本新聞社 富山テレビ放送株式会社
出演 野村萬 野村万蔵 野村万之丞 野村拳之介 野村眞之介
能村晶人 清水宗治 清水宗治 炭光太郎 中尾史生
特別奉納 花 栂野惠秀・草月流 藹(あい)の会
受付 午後2時開始(座席に指定はございません)
開演 午後3時
番組 解説 野村万蔵
演目 狂言『長光(ながみつ)』
野村万之丞 能村晶人 中尾史生
狂言『舟ふな(ふねふな)』
野村萬 清水宗治
狂言『福の神(ふくのかみ)』
野村万蔵 野村拳之介 野村眞之介
※都合により配役が変更になる場合があります。
終 演 午後4時半頃予定
協賛券 二千円(高校生以下無料)
問合せ 富山縣護國神社076-421-6957
協賛券は当日申出いただいても結構ですが、事前に社務所(午前8時半~午後5時)
でお渡しすることも可能です。
当日駐車場は、境内へ誘導します。
念のため防寒着をご用意ください。
【演目あらすじ】
長光(ながみつ)
坂東方(現在の関東地方あたり)の田舎に住む男が、上方(都の京都)見物に出発し、途中で大津松本のにぎやかな市に立ち寄ります。店の売り物を見て回つてゐると、そこへ徒ら者が近づき、男の持つてゐた太刀に目をつけて、巧妙な手口でその太刀を奪はうとするのですが・・。
舟ふな(ふねふな)
主人は太郎冠者を連れて西の宮へ出かけると、途中で神崎の渡しといふ大きな川に出ます。向こう岸の舟を太朗冠者が「ふなやーい」と呼ぶので、主人は「ふね」と呼ぶやうにたしなめます。すると冠者は古歌を引き合ひにして「ふな」だと言ひ、主人も負けじと古歌で「ふね」だと言ひます。さて軍配はどちらに。
福の神(ふくのかみ)
年の暮れ、出雲の大社で新年を迎へようと二人の参詣人が出かけます。神前で拜をし、福の神が祀られてゐる所へ着くと豆まきを始めます。「福は内、福は内」と豆をまきながら囃してゐると、大きな笑ひ声とともに福の神が現れます。福の神は二人に、なぜ毎年参詣するのか尋ねると・・。
写真は第九回奉納篝火狂言『金岡』より
五月行事案内
1 日(水) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
5日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(水) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
19日(日) 午後3時 第十回奉納篝火狂言
演目 解説 野村万蔵
狂言『長光(ながみつ)』
(田舎者) 野村万之丞
(徒ら者) 能村晶人
(目代) 中尾史生
狂言『舟ふな(ふねふな)』
(主) 野村萬
(太郎冠者)清水宗治
狂言『福の神(ふくのかみ)』
(福の神) 野村万蔵
(参詣人) 野村拳之介
野村眞之介
地謡 能村晶人
炭光太郎
中尾史生
※都合により配役等変更になる場合があります。
協賛券(2,000円、高校生以下無料)は社務所(8:30~17:00)にて
お求めください。当日券もございます(受付14:00~)。
どうぞお誘ひお越しください。
尚、当日の御祈願は、午後1時までの受付となります。
ご了承のほど、お願ひ申上げます。
27日(月) 海軍記念日
4月9日(火)に令和6年度(第四十七回)崇敬会総会を開催、70名の会員が出席致しました。
染井吉野が咲き誇る境内でございましたが、生憎雨風強い天候となり、花吹雪く中での開催となりました。
午後2時より社殿にて英靈顕彰祭竝に会員隆昌祈願祭を齋行、参集殿に移動して総会を行ひ、遺芳館にて落語家の柳家さん生師匠によります、とやま噺『砂防さん』を上演いただきました。
『砂防さん』は、さん生師匠が富山県のために、地域に関係のある噺を作らうと決意された第一弾目の演目であり、会員一同、面白おかしく師匠の話に引き込まれ、砂防堰堤の歴史を学びながら笑ひつつ、楽しいひと時を過ごされました。
天候は晴れ渡り、境内の蜂須賀桜が満開に咲き誇る中、第31回「廣德塾」を開催、社務所玄関にて手水の儀を行ひ、社殿に移動して学業成就祈願祭を斎行しました。今回は、中学校1年生から年少までの塾生8名と父兄4名を合はせ12名が参加しました。
次に参集殿に移動して、講座1「宮司訓示」を受講。とやま論語を楽しむ会より寄贈された軸「克己復禮天下歸仁(こつきふくれいてんかきじん)」の読み方と意味を宮司が説明し、難しくて覚えられないかもしれないが、この言葉だけでも覚えてもらひ、先人が学び多きものだと論語を取り入れ、その教へが現在も大切に守り伝へられてゐる日本の素晴らしさに誇りをもつてほしいと、塾生に伝へました。
講座2「論語を学ばう」のとやま論語を楽しむ会の青木先生の講義では、現在先生の居られる千葉県流山市とオンラインで繋ぎ、学而第一を素読の後、「耕して飢其の中にあり。学べば録其の中に在り」の意味、天災などで実りない時もある、しかし学んでゐれば自分の知識行動によつてどんな仕事にもつくことができますよ、と教はりました。そして、今回は一月一日の能登半島地震の天災にも触れ、お金や建物などは失ふ恐れがあるが、その中で失はないものは自身の知識・経験・心であり、この三つを大切に学ぶ事を怠らなければ、どんな困難にも心を乱さず人生を進むことができる、といふ大切なことを、塾生に伝へました。
講座3「ネイチャーゲーム」では、富山県シェアリングネイチャー協会の萩原先生が講師となられ、境内で集めた葉・花・ドングリなどを見せて、同じものを塾生が境内から探し出すゲームなどを、チーム毎に楽しみ、身体を動かして五感研ぎ澄ませつつ、コミュニケーション能力を深めながら、気付かなかつた小さな自然を身体で感じました。
講座4「唱歌を歌はう」では、富山県声楽家協会会員の坂口美里先生から『どこかで春が』の曲について学び、歌詞の意味や拍子が途中で変はることを習ひ、百年前に作曲された曲にも関はらず色褪せない良ひ曲であるといふことを教はりました。途中境内から雲雀の声が聞こえる一時もあり、春の喜びを感じながら大きな声で合唱しました。
最後に修了式を行ひ、閉講。新学期を迎へるにあたり、今回の学びを糧として、実りある一年となることを期待し、奉告といたします。
四月行事案内
1日(月) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
7日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
9日(火) 富山縣護國神社崇敬会総会
午後2時 会員隆昌祈願祭
午後2時半 総会
午後3時 落語 『砂防さん』 柳家さん生 師匠
どなたでも参加できます。
お誘ひお越しください。
尚、当日ご祈願の受付は、午後1時までとなり
ます。ご了承のほどお願ひ申し上げます。
15日(月) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
17日(水) 午前9時半 富山県遺族会清掃奉仕
25日(木) 午前9時 伊佐雄志神社春季祭
午前10時 春季例大祭
29日(月) 午前9時 昭和祭
「富山のみの市」にて出店の区画を設けてをります「子どものみの市」ですが、出店者を先着10組とさせていただきたく、ご理解くださいますやうお願ひ申上げます。
申込受付は、事前予約またはSMS(ショートメール)での申込とします。
富山のみの市実行委員会電話
090-2034-1929
富山のみの市実行委員会の電話の通話可能時間は
のみの市開催日 前日(午後2時~午後4時)
当日(午前6時~午後2時)
当日受付は、10組に満たなかつた時のみと致します。
記
『子どものみの市』は、『児童・生徒が主体』となつて、『人との関はり』や
『心を育む』場所です。『挨拶やルールを大切』にしませう。
~ 先着10組、事前申込制、テント使用不可 ~
場所:大拜殿北側木陰エリア(間口1.8m程度)
※当日、実行委員が場所を指定
時間:8:00~12:00
対象:小学生~高校生(無料)
※中学生以下は保護者同伴
※大人が主体の出店は、一般エリア(有料)をご利用ください。
申込:名前、学校名、学年、連絡先をSMS(ショートメール)で送信
当日:本部(社殿左側)で、本人が受付し、委員の案内で出店開始
※神社の駐車場は使用できません。荷物を下ろし、車は速やかに
退場ください。
富山縣護國神社では、常勤の巫女を募集いたします。
奉仕内容は、御祈願・結婚式の受付または奉仕、祭典での神楽舞、おふだ・お守りの受渡し、境内清掃、事務等をはじめ、神社へ来られます皆様が清々しく参拜できますやうに応対していただくことが重要であります。是非熱意ある方は神社まで連絡してください。
記
・募集対象者 高等学校卒業以上の方
・奉職時間 午前8時30分~午後5時
・休日 月7日(原則平日)(土曜、日曜、祝日奉仕可能な方)
・福利厚生 各種保険(健康・雇用・労災・厚生年金)
・退職金 制度あり(勤続1年以上)
・連絡先 〒930-0077富山市磯部町1-1
電話076-421-6957
第31回「廣德塾」を3月31日(日)午前8時45分より開催いたします。
廣徳塾の名前は、富山藩校「廣德館」から命名いたしてをり、藩校や寺小屋で学ばれていた「論語」の素読を主体にし、境内で自然を楽しむ「ネイチャーゲーム」や「唱歌」で世代を超えた日本の美しい心を学び、先祖に感謝する心や自然を大切に思ふ心を育む事業であります。
対象は園児・小学生・中学生・高校生どなたでも参加いただけますので、ぜひお電話にてお申込みください。(3月20日申込締切)
また進級・進学を迎へるにあたり、学業成就祈願祭をはじめにを斎行いたします。
2月28日(水)、大沢野の坂本注連縄奉賛会(小川弘文会長)9名の皆様より、大拜殿の大注連縄を御奉納いただきました。今回の御奉納は、昭和62年3月12日の第一回目より36回目を迎へました。
作業は約40分かけて行はれ、大きな注連縄が向拜に新たに取付けられました。作業後は祈祷殿へ移動して正式参拜を齋行、無事に御奉納が終了いたしました。
26日(日)の雪が降る中、坂本注連縄奉賛会の28名の皆様が、力を合はせ心を込めて作られ、本日奉納された新しい大注連縄の藁の香りは、社殿をより一層神々しく包んでをります。
尚、本殿の注連縄は、昨年の12月17日に御奉納いただいてをりますことを合せてご報告申上げます。
ご関係の皆様方に厚く御禮申上げます。ありがたうございました。
令和6年2月28日、大拜殿大注連縄が坂本注連縄奉賛会より納されました。
大拜殿には、新しい藁の清らかな香りが満ちてをります。
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
3日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
10日(日) 陸軍記念日
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
20日(水) 午前8時 春季皇靈殿遙拜式
31日(日) 午前9時 第三十回「廣德塾」
日本の伝統文化を大切にし、自然の恵みや祖先の恩に感謝する心を養ひます
講座内容 「宮司講話」
講座内容 「論語」を学ばう
体験講座 「唱歌」を唄はう
体験講座 自然の中で楽しむ「ネイチャーゲーム」
修了式
どなたでも参加できますので、お誘ひお越しください。
2月23日(金)午前10時より、天長祭を齋行致しました。
祭典では、田林修一崇敬総代副会長、柴田巧参議院議員、尾山謙二郎富山県議会議員、林一枝梨雲福祉会理事長、神社役員、崇敬会員、日本会議富山運営委員の皆様が参列され、宮司祝詞奏上の後、富山交聲合唱団会長 黒坂康之様・康子様御夫妻により、奉祝曲『御製 五箇山を』が、厳粛な雰囲気の中雅やかに奉唱されました。御製(おほみうた)「五箇山をおとづれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄」は、天皇陛下が皇太孫殿下にましました昭和五十一年、学習院高等科地理研究会の研修のために五箇山をご訪問された御砌の御作で、平成三年の歌会始にご発表なされたのであります。御即位を奉祝して、作曲家であり富山交聲合唱団の指揮者である佐藤進氏が、謹作曲されました。
また、田宮流居合術 六段の高柳陽一様に居合道を奉納いただきました。次に國歌斉唱、玉串奉奠、そして宮司の主唱により、参列者一同で聲高々に聖寿萬歳を三唱し、天皇陛下御寶算六十四歳のお誕生日をお祝ひ申上げました。
天津日嗣(あまつひつぎ)の大御榮、ご皇室の彌榮と國家の隆昌をご祈念申上げますとともに、皆様方のお蔭をもちまして天長祭が恙なく斎行されましたこと、心より御礼申上げます。
寒さ厳しく晴れ渡つた日差しの中、二月十一日(日)午前十時、日本の建國をお祝ひ申上げる紀元祭が齋行されました。
祭典では、宮司祝詞奏上の後、神武天皇を齋祀る橿原神宮・宮崎神宮を遙拜、國歌斉唱、次に富山県詩吟剣舞連盟 吟士 松田憲岳氏、剣士 狩野尚月氏による吟題『やまざくら』(本居宣長作)の詩吟剣舞が奉納されました。そして田林修一崇敬総代副会長、林一枝責任役員・梨雲福祉会理事長、柴田巧参議院議員、高田真里富山市議会副議長をはじめ神社役員、國会議員代理、日本会議富山運営委員、崇敬会員の皆様が玉串を奉りて拜禮しました。続いて「紀元節」の奉祝歌を声高らかに奉唱、祝電が披露された後、宮司の主唱にて聖寿萬歳をし、國の肇めをお祝ひ申上げ、先人の努力に感謝し、皇室の禰榮と我國の安寧を祈念申上げました。
2月4日(日)午前11時30分より、節分祭を齋行いたしました。
祭典は、田林修一崇敬総代副会長、総代、年男・年女の皆様方ご参列のもと、恙なく斎行。献饌の儀では、魔除けとして使はれる「やいかがし(柊に焼いた鰯の頭を刺したもの)」をお供へし、次に宮司が祝詞を奏上、その後宮司が、清々しく立春を迎へるために諸々の邪氣を祓ふ「鳴弦(めいげん)の儀」を執り行ひました。
祭典終了後、豆打ち式を行ひ、宮司をはじめ、30名の年男・年女の皆様が「鬼は外、福は内」と元気いつぱいに福豆を撒き、太鼓の音が鳴り響く中、参列された約300名の皆様の邪氣(鬼)を祓ひつつ、福をお頒かちいたしました。
福豆の中には、富山のみの市実行委員会の御厚意によりラッキーカードが入つてをり、地震で被害の大きかつた能登地方の早期復旧復興を願ふ「能登米」のお米が、景品として渡されました。境内は、子どもも大人もたくさんの笑顔で溢れてをり、とても賑はつてをりました。
節分前日の2月2日午前9時45分、雲雀ケ丘保育所の鬼行列が、先生やボランティアの方々と共に神社に訪れ、節分祭を齋行いたしました。
はじめにお祓ひをし、禰宜が祝詞を奏上、そして立春を迎へるにあたり諸々の邪氣を祓ふ「鳴弦の儀」を受けた後、先生と園児代表が玉串を奉りて拜禮いたしました。次に「豆打ちの儀」を行ひ、福豆を撒くと可愛らしい鬼に扮した園児たちが、楽しさうにたくさんの福豆を拾ひました。
そして園児たちは、健康で無事に過ごせることを願ひつつ、保育所へと戻つて行きました。
参列されました皆様方の無病息災・交通安全を、お祈り申上げます。
令和5年2月3日 節分祭「鳴弦の儀」
二月行事案内
1日(木)午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
2日(金)午前9時30分 雲雀ヶ丘保育所「鬼行列」
4日(日)午前6時 富山のみの市
午前9時 みおや祭
午前10時 永代祭
午前11時 節分祭
鳴弦(めいげん)の儀、豆打ちの儀を行ひます
また、豆打ちの儀にて福をおわけしてくださる辰年生まれの
年男・年女の方を募集してます
昭和15年・昭和27年・昭和39年・昭和51年
平成12年・平成24年
11日(日)午前10時 紀元祭(紀元2684年)
15日(木)午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
17日(土)午前10時 祈年祭
22日(木)竹島の日
23日(金)午前10時 天長祭
今上陛下 御製「五箇山をおとづれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄」に
富山交聲合唱団の指揮者であり作曲家の佐藤進氏が謹作曲致しました
『御製 五箇山を』の奉唱がございます
皇紀二千六百八十四年、令和六年(甲辰)は、一月一日午後4時10分に能登半島にて非常に大きな地震が発生しました。先づもつてお亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申上げ、被災されました皆様方に謹んでお見舞ひ申上げます。まだまだ被災地では、非常に厳しい状況が続いてをります。一日でも早く復旧復興されますことを心よりお祈り申上げます。
富山市の震度は5強であり、とても激しく長く感じた揺れでありました。神社では、とても多くの皆様が参拜されてをられましたので、非常に怖い地震でございましたが、怪我をされる方もをられず、鳥居や灯篭も倒壊せずに済みました。しかしながら、自然災害はいつ何時発生するか分からないといふことを非常に痛感した次第であります。
本年はより一層氣を引き締めて、過ごしてまゐりたいと思ひます。被災地の早期復興、皇室の彌榮と國家の安寧、皆様方の益々の御健勝御繁榮をご祈念申上げ、地震が発生する前までの元日の様子を写真にてご報告申上げます。
令和6年(紀元2684年)
1月行事案内
1日(月) 午前零時 歳旦祭
7日(日) 午前6時 初富山のみの市
午前8時 昭和天皇武蔵野御陵遙拜式
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(月) 午前7時 月次祭竝に成人祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
12月30日午前8時より、富山県隊友会、隊友会青年部劔部、警察官OB,消防団員、一金会、富山縣護國神社崇敬会の皆様による合同の御奉仕にて、年末の御繁忙の折にもかかはらず総勢17名の皆様により、清掃が行はれました。
平成23年に初めての年末清掃奉仕が行はれてから今年13回目を迎へました。雲一つない快晴の下、社殿に溜つた屋根雪をきれいに取り除いていただきました。
作業終了後には、正式参拜を行ひ、全員で國歌を斉唱いたしました。そして、伊佐雄志神社を正式参拜、殉職されました自衛官、消防局員、消防隊員、警察官の御靈にそれぞれの代表者が玉串を奉りて拜禮、一同で「立山の御歌」を奉唱いたしました。
お蔭をもちまして、初詣の皆様を安全にお迎へすることができます。お忙しい中、ご奉仕いただきありがたうございました。
本日は、青空の中、立山の峰々が美しく聳えてをります。
12月17日(日)、坂本注連縄奉賛会(小川弘文会長)の皆様が作られました本殿の注連縄を、坂本公民館にていただきました。
そして、初詣にご奉仕いただきます臨時巫女の「福ひめ」の認証式を24日(日)に行ひ、令和5年の祭典行事は、31日の大祓と除夜祭を残すのみとなりました。
令和6年の初詣には、福ひめの皆さんと共にお待ち申上げます。
令和6年初詣に頒布いたします御神札(おふだ)・御守(おまもり)・縁起物に宮司が神靈を込めます、「みたまわけ大祭」を12月1日に齋行いたしました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、奉製された御神札・御守・縁起物をお祓ひして、次に神靈を込める「みたまわけの儀」を行ひ、そして関係者が玉串を奉りて拜禮いたしました。
初詣では、野生種の蚕(かひこ)「天蚕(てんさん)」の繭玉で「富山県がうん天蚕の会(友咲貴代美代表)」にて奉製された「外雲(がうん)まゆ玉守」100体を特別頒布いたします。江戸時代、外雲(がうん)の地(現在の八尾町樫尾)はクヌギが生茂る天然蚕が生息する特別な地であり、全国の四分の一の生産を占めた「越中蚕都(えつちゆうさんと)」とも呼ばれるほど八尾を繁栄させた縁起の良い蚕の御守です。
午後からは、御井祭・絵馬焼納祈願祭・すす祓を齋行いたしました。
12月8日午前9時より「開戰詔書奉戴記念祭」を齋行。そして御神宝である宝刀の手入式を酒井勲様にご奉仕いただきました。
24日(日)には、初詣にご奉仕いただきます臨時奉仕巫女「福ひめ」の認証式を午前10時より行ひます。
(令和4年12月24日撮影)
初詣に向けての準備がはじまってきてをります。
これからお正月にむけて、神社の表参道にはたくさんの国旗が掲げられます。
師走に入り忙しい日が続きますが、どうぞ皆様にはお身体ご自愛いただき、良いお正月をお迎へできますやうご祈念申上げます。
十二月行事案内
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭・みおや祭
午前10時 永代祭
午前11時 みたまわけ大祭
午後2時 御井祭
絵馬焼納祈願祭
すす払い
2日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
8日(金) 午前9時 大東亜戰争開戰詔勅奉戴記念祭
宝刀手入式
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
(神符頒布始祭)
午前10時 永代祭
24日(日) 午前10時 福ひめ認証式
25日(月) 午前8時 大正天皇多摩御陵遙拜式
31日(日) 午後3時 大祓
午後4時 除夜祭
令和6年(皇紀2684年)
1月1日(月) 初 詣
10月29日(日)午前10時より、公益社団法人隊友会 富山県隊友会(竹口健二会長)主催の富山県出身等殉職自衛官慰靈祭が齋行されました。
当日は、時折雨が降る天候ではございましたが、富山県隊友会の会員をはじめ、自衛隊富山地方協力本部長代理の鈴木好明副本部長様、富山縣護國神社崇敬会員の23名が参列、宮司祝詞奏上に続き、竹口会長が慰靈の言葉を申上げました。そして参列者一人一人が玉串を奉りて拜禮、「海ゆかば」を一同にて献楽、撤饌の後に黙祷をいたし、伊佐雄志神社に祀られます10柱の御靈に慰靈顕彰のまことが捧げられました。
富山県隊友会主催の殉職自衛官慰靈祭は平成22年から齋行、本年で第14回を迎へました。前日には、富山県隊友会富山支部の皆様によります清掃奉仕が行はれ、清らかな中で厳粛に齋行することができました。まことにありがたうございます。
例年より暖かい日差しの中、11月1日(水)午前10時45分より、第28回「どんぐり祭」を齋行、崇敬会員、鈴木富山県森林管理署長様、雲雀ケ丘保育所の先生と園児14名を含めて総勢22名が参列しました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬会員の皆様より奉納いただいたコナラ・クヌギ・シラカシなどの「どんぐり」を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を奉りて拜禮いたしました。
祭典の後、當神社林苑顧問の大宮徹様から講話として、どんぐりの成長過程について、写真や自ら描いた絵などを用ゐて解り易く解説していただきました。また園児からは、「どんぐりの中はどの様になつてますか?」「一つの木からどのくらいの数ができますか?」などの質問が多数ありました。
次に「どんぐり齋場」へ移動して清めのお祓ひをし、大宮顧問から「どんぐりは地面の上に蒔いても育ちますが、動物が食べますので地面に穴を掘り、少し見えるくらいに蒔いた方が育ちやすいですよ」と蒔き方を教はり、崇敬会員と園児らで丁寧にどんぐりを蒔き、元気よく「大きくなあれ」を掛け声を掛けながら笑顔が溢れる祭典となりました。
最後に大宮顧問から、どんぐりの成長過程が描かれた絵本を園児一人一人がいただき、御礼の挨拶をして保育所へ戻つて行きました。
今年はどんぐりの凶作の年といふことであり、熊による被害が相次いでます。これ以上被害が拡がらないことをお祈り申し上げ、ご報告申し上げます。
10月16日(月)午前10時より、海軍特別攻撃隊員であり茶道裏千家第15代・前家元の鵬雲斎千玄室大宗匠御奉仕によります献茶式が齋行され、一般社団法人茶道裏千家淡交会富山支部(新田八朗支部長)の会員や関係者、御遺族が参列される中、大宗匠お点前の濃茶・薄茶が二万八千六百八十二柱の御靈(みたま)に捧げられました。
そして、海軍第14期飛行予備学生の同期生であります森丘哲四郎命の辞世の歌碑「ちはやふる神の持たせる命なり砕きて守れ大君と國」(千玄室大宗匠揮毫)の除幕式が、御遺族の名和まどか様、森丘直人様、高桜美根子様、また富山市出身で千玄室大宗匠と徳島の兵舎で一緒に過ごされた眞野敏弘命の御遺族の眞野肇様と共に行はれ、大宗匠が森丘哲四郎命遺品の茶碗を模して作られた茶碗(今井淡交会富山支部副支部長所蔵)にて大宗匠が戦友に一碗を呈されました。
歌碑は、黒部市の生家にお父様の森丘正唯様が昭和30年代に戦友の千宗室家元(当時)に揮毫を依頼して建てられ、現在は住む人がゐなくなり、御遺族の提案にて昨年の九月に神社へ移設されました。
今回、一般社団法人茶道裏千家淡交会魚津支部六十周年にて大宗匠が来県されるに當り、大宗匠からの申し出により叶つた献茶式竝に除幕式でありました。大宗匠は挨拶にて「私だけが生き残り、斬鬼の念に堪へない。生を頂いてゐる以上、皆さんを慰めたい」「今年は学徒出陣から八十年の大変意義のある年だ」と話され、その後、森丘哲四郎命と眞野敏弘命の御遺族に、お二方との思ひ出をつい先日まで一緒であつたかの如く、嬉しさうに話をされてをられました。
参列者一同、四月で百歳をお迎へになられた大宗匠から逆に元気を頂き、特攻隊員精神の凄さがひしひしと感じられる献茶式でございました。
御関係の皆様に深く感謝申上げ、ご報告申上げます。ありがたうございました。
富山縣護國神社では、初詣に奉仕いただく「福ひめ」の募集を行つてゐます。
新しい年のはじまりに、参拝者の方々が清々しい気持ちでお参りできるやう、笑顔でお迎へ致しませう。
福ひめを申込されます方は、以下より申込用紙をダウンロードいただき印刷の後、ご記入いただいたものを社務所までお持ちください。また、社務所にも申込用紙をご用意致してをりますので、お越しいただきご記入いただいても大丈夫でございます。
(社務所受付時間 8:30~17:00)
↓初詣奉仕「福ひめ」申込用紙のダウンロード
令和6年福ひめ申込書
「福ひめ」の募集は、定員に達しましたら終了とさせていただきます。
その他、ご不明な点がございましたら社務所までお問合せ下さい。
富山縣護國神社 社務所 076-421-6957 (受付時間8:30~17:00)
皆様の申込を心よりお待ち致してをります。
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭が10月5日(木)に齋行されました。
当日は、午前9時より伊佐雄志神社秋季祭を齋行。
そして御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭が、午前9時30分の雷鳴花火を合図に、国旗掲揚、修祓、宮司以下齋員参進、富山県隊友会劔部(中澤慎太郎部長)奉持による国旗入場、国歌斉唱を行ひ、宮司一拜にて祭典が始まりました。献饌の儀では、富山交聲合唱団(黒坂康之会長)20名の皆様による「鎮魂頌」合唱の調べに合せて、7名の齋員によつて神饌と季節の花として「菊」がお供へされ、宮司祝詞奏上、献幣の儀、参向使祝詞奏上の後、御鎭座百拾年を祝して洋遊会(上野慶夫会長)15名の皆様による舞楽「蘇膜者(そまくしゃ)」が奉奏されました。聖徳太子に纏はる秘曲の舞であり、特別に奉納いただきました。
次に宮司が玉串を奉りて拜禮し、次に総代会名誉会長の旧富山藩16代藩主であり宮内庁掌典の前田章利様厚子様御夫妻、参向使新田八朗総代会長、そして田林修一富山県遺族会長に合せて参列者一同が拜禮し、特別来賓として参列賜りました神宮大宮司代理 久田哲也神宮禰宜様、明治神宮宮司 九條道成様、靖國神社宮司代理 村田信昌権宮司様が拜禮された。
御鎭座百拾年記念事業に御尽力賜りました舟木工匠代表 舟木聡史氏へ感謝状が贈呈され、宮司が記念事業完遂の御禮の挨拶を申上げ、次に参向使の新田八朗総代会長が挨拶を申上げました。
祭典終了後、ご参列の皆様方に新しく造営された瑞垣御門・瑞垣をご覧いただき、祭典が滞りなく齋行されました。
また、12時30分からは直会の記念式典をANAクラウンプラザホテル富山へ移動して開催。はじめに舘哲二先生はじめ物故役職員の御靈に対して黙祷を捧げ、宮司が挨拶をし、次に新田八朗総代会長が挨拶を申上げました。
そして特別来賓の皆様方から祝辞を賜り、清興として、丸山美由紀様によるピアノ演奏、宮司の孫である栂野雄志朗(富大附属小5年)くんがバッハ「G線上のアリア」をソプラノサックスで演奏して祝ひました。
御鎭座百拾年記念事業実行委員長の田林修一富山県遺族会長が乾杯の発声をいたし、しばし歓談。
念法眞教 富山念法寺主管者の一宮良匡様の主唱にて萬歳が三唱され、閉会となりました。
以下は伊佐雄志神社秋季祭
以下は御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
以下は直会・記念式典
御奉賛、御参列賜りました皆様方に感謝申上げ、ご報告申上げます。まことにありがたうございました。
昨年のどんぐり祭の様子です。とても良い天候に恵まれました。
十一月行事案内
1日(水) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前10時45分 第二十八回どんぐり祭
3日(金) 午前9時 明治節
5日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(水) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
七五三詣
23日(木) 午前9時 新嘗祭
25日(土) 憂国忌
午後2時 しめ縄プロジェクト
表千家同門会富山県支部設立六十周年記念大会竝に第三十八回表千家献茶式が、9月17日(日)に表千家 猶有斎 千宗左 お家元宗匠をお迎へして開催いたしました。
12時25分、宮司以下齋員、お家元宗匠、表千家同門会富山県支部役員、國泰寺管長が参進、新田八朗富山県知事、富山県町村議会議長会長 岡田健治立山町議会議長、神社役員、表千家同門会富山県支部、富山県茶道連盟、北日本茶会の関係者らが参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌、宮司祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。
当日は、猛暑が続いた今年を象徴するやうな暑い中での齋行となりましたが、猶有斎 千宗左お家元宗匠が洗練されたお点前を厳かにまた丁寧に恙無く披露され、点てられた濃茶薄茶を御神前にお供へすることができました。戰場で倒れられた御英靈が、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、10月5日の秋季例大祭に先立ち齋行されます献茶式であります。
今回は、表千家同門会富山県支部の設立六十周年の記念大会として、献茶式終了後に記念式典が開催されました。式典では中曽根富山県支部副支部長が挨拶を申上げ、猶有斎 千宗左お家元からお祝の色紙が同門会富山支部へ贈呈され、引続き挨拶を賜りました。そして、御来賓の新田八朗富山県知事、富山県市長会長の藤井裕久富山市長から祝辞を賜り、越中五箇山麦屋節保存会による奉祝の麦屋節が舞はれました。
境内では、表千家同門会富山県支部主催の茶会も催され、縁の深い皆様方により賑々しく盛大に開催していただきました。
記念の献茶式が恙なく厳粛に齋行できましたこと、ご関係の皆様方に厚く御禮申上げます、ありがたうございました。
令和6年より、不審菴さまの御配慮により9月30日となりますので、御予定してくださいますやうお願ひ申上げます。
裏千家前家元 鵬雲斎 千玄室 大宗匠 御奉仕「裏千家献茶式」
令和3年6月18日齋行
十月行事案内
1日(日) 午前5時 富山のみの市
午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
5日(木)午前10時
午前9時 伊佐雄志神社秋季祭
午前10時 御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
午前12時半 直会・記念式典
※どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越しください。
ご祈願の受付は午後1時までできません。ご了承のほど、宜しくお願ひ
申上げます。
15日(木)午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
裏千家献茶式
16日(月)午前10時
午前10時 「献茶式」前家元 鵬雲斎千玄室大宗匠御奉仕
引続き 森丘哲四郎歌碑除幕式
29日(日)午前10時 殉職自衛官慰靈祭
8月26日(土)の午前10時と午後2時、27日(日)午前10時に「玉石持(たまいしもち)行事」を齋行いたしました。
この行事は、御鎭座百拾年記念事業に際し、御奉賛いただきました皆様に、新しい「瑞垣御門」をくぐっていただき、瑞垣内の御敷地に清浄な玉石を敷き詰めていただく行事であり、総勢約400名近くの皆様が参加されました。
当日は、草月流藹の会富山県支部(栂野惠秀代表)の皆様が、大拜殿にて奉納いけばな展「竹と私」を併せて開催していただき、玉石持行事の前には、NPO法人富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の皆様によります太鼓演奏を奉納いただき、力強く躍動感ある太鼓といけばなが相まって、それぞれ賑はいに華を添へていただきました。
祭典では、大拜殿にて修祓の儀を行ひ、ご参列の皆様をお祓ひ申上げました。次に宮司が「戦災復興として内務省神社局の角南隆技師の設計を基に社殿は建てられましたが、本殿廻りは透塀といふ簡素な塀であり、この事業で本殿と同じ流造の瑞垣として造り替へ、また新たに瑞垣御門を造ることができましたことは、田林修一実行委員長をはじめ御奉賛いただきました皆様方、舟木工匠(舟木聡史代表)をはじめ工事関係の皆様、祭典行事に携はつていただきました皆様方のお蔭によることと深く感謝申上げます。」と御礼の挨拶を申上げました。さらに田林修一実行委員長より御挨拶いただき、御奉賛の皆様をはじめ、御協力いただいた関係者各位に御礼を申上げました。続いて、富山ダルクの皆様による太鼓の奉納演奏が行はれ、次に瑞垣御門へ移動して、舟木棟梁より、神宮から御下賜いただいた檜をはじめ、吉野檜を材料とされたことなど、建築に纏はる解説がなされ、そして参加者は玉石を受け取り、事前にお渡ししてゐた白布の上に乗せ、瑞垣御門をくぐつて御敷地に玉石が敷き詰められました。
玉石持行事にご参列いただきました御奉賛者の皆様、ご協力いただきました草月流藹の会富山県支部の皆様、NPO法人富山ダルクリカバリークルーズ岩瀬太鼓「海岸組」の皆様、富山県隊友会劔部の皆様に厚く御礼申上げます。
富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の映像は
こちら富山ダルク「奉納演奏」をクリックしてください
第35回表千家献茶式 猶有斎千宗左お家元 宗匠 御奉仕 平成30年9月17日
九月行事案内
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
3日(水) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
17日(日)
午後12時30分 第三十八回 表千家献茶式
表千家同門会富山県支部設立60周年記念大会
猶有斎千宗左お家元 宗匠 御奉仕
ご祈願は正午から15時までの間
献茶式・記念大会のため受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
20日(水) 午前6時 富山南ライオンズクラブ清掃奉仕
23日(土) 午前9時 秋季皇靈殿遙拜式
26日(火)午前9時30分富山県遺族会女性部清掃奉仕
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
10月5日(木) 午前10時
どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越し下さい。
ご祈願は午後1時まで受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
令和5年8月20日(日)から22日にかけて、第22回「元服立山登拜」を三年ぶりに、二泊三日の行程としては四年ぶりに開催致し、小学四年生から中学三年生の四名の隊員が参加しました。
今回の「元服立山登拜」は、立山開山の祖、佐伯有頼公が「ただちに山を開き、鎮護国家、衆生済度のための霊山を築け」とのお告げを受けて、一生涯を立山のために捧げ尽くされた遺徳を偲び、その中心である禅定路を出来る限り踏襲し、先人に感謝する心や自然に対する畏敬の念を育むことを目的に開催致しました。
初日、午前6時30分より結成式を行ひ、班長の石坂亮二君に隊旗が渡され、隊員に御守と鉢巻が授与されました。宮司が激励の挨拶を、次に隊長の禰宜が訓示を申し上げました。そして御協賛御協力いただいてをります富山みらいロータリークラブの森本孔二会長より激励の言葉を賜り、御家族や職員、多くの関係者から見送りを受けて神社を出発。途中バスの中では、神社林苑顧問の大宮徹氏から立山の自然や特徴について教はりました。
そして六つの禅定(険しい箇所)の一つである藤橋の「渡り禅定」をして立山駅に到着。ここで立山ガイドの佐伯知彦氏と合流。ケーブルカーと高原バスにて追分まで進み、自己紹介、準備運動をして立山登拜が始まりました。
弥陀ヶ原の木道では、大宮顧問から池塘などの特徴を教はりながら一の谷へ下り、今回の最難関である獅子ヶ鼻の鎖場を登る二つ目の「鎖禅定」に挑み、集中力を昂めて攀じ登りました。獅子ヶ鼻岩の上では下を覗き込み、隊長が「親の言ふことを必ず聞くか」と言ふと大きな声で返事を返してました。少し進んで昼食をとり、天狗の鼻、天狗平を進んで室堂に到着。「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」とお詠みになられました秋篠宮皇嗣殿下御歌碑の前で初日のみ参加の富山みらいロータリークラブの皆様と別れ、室堂山荘に到着。重要文化財の「室堂」を拝観して、立山の聖地「玉殿の岩屋」をお参りして登拜の成功を祈念しました。
室堂山荘では、大宮顧問作成の資料を参照しながら立山や高山植物の解説をしていただき、佐伯知彦ガイドからは、『夢は必ず叶ふ』とエベレスト登頂の話をしていただきました。
二日目は、昨夜の雷雨が嘘であつたかのやうに晴れ渡る中で出発。懺悔坂で日頃の罪を反省し、更に祓堂にて祓詞を奏上して身を清め、一ノ越に到着。三ノ越直下の昭和天皇御製碑へ向けて出発。途中二ノ越ではオコジョに遭遇しました。昭和天皇御製碑前にて「立山の御歌」を奉唱し皇居を遙拜。三ノ越では、過去の山と言はれる浄土山の山頂に建てられた「軍人靈碑」の解説を隊長が行ひ、アジア諸国の開放、平和の礎を築かれた先人に感謝のまことを捧げて遙拜致しました。
そして、立山本峰の雄山神社峰本社へ向けて出発。全員が無事に登拜を成し遂げました。雄山神社の高倉文尚権禰宜に元服成就の祈願をしていただき、現在の山と言はれる立山本峰頂上にて登拜達成の喜びを噛みしめて萬歳を三唱致しました。
高倉権禰宜から激励の言葉をいただき、大汝山へ向けて出発。富士の折立へと縦走し、雷鳥にも遭遇しつつ、下つて真砂岳手前の鞍部にて昼食。大走りの上部にて、未来の山と言はれる別山を遙拜。三つ目の「極楽禅定」達成の自信を糧として未来への目標に向かって、再度萬歳三唱を行ひました。
そして無心になつて下らないと転んでしまふと言はれる四つ目の「下り禅定」を気を引き締めて下り、ゴロゴロと雷雲が近く中、雨に当たらないことを祈りつつ、運良く下り終へ、賽の河原にて五つ目の「石積み禅定」を行ひました。そして温泉のある雷鳥沢ヒュッテに到着。これまで無事にガイドをしていただきました佐伯知彦ガイドから激励の言葉をいただき、入浴を済ませて作文を書きました。
最終日の出発前、雷鳥沢周辺を散策して大宮顧問から高山植物の植生や特徴などについて詳しく教はりました。雷鳥沢ヒュッテの佐伯寿一郎主人から激励の言葉をいただき出発。大宮顧問から多くの高山植物を教はりながらエンマ台へと進み、地獄谷を眺めながら六つ目の「地獄禅定」にて立山六禅定の全てを達成致しました。
室堂にある自然保護センターにて、雷鳥とオコジョの報告を行ひ、大谷を通つて天狗平山荘に到着。昼食をいただき、涼しい天狗平にて暫し身体を癒しつつ過ごしました。
そして予定通りに下山して神社に到着。終了式を行ひ、第22回「元服立山登拜」が無事に滞りなく終了致しました。
今回は皆学校も学年も違ふ隊員たちでありましたが、力を合せて協力し合ひ、とても素晴らしい集団でありました。無事に達成できたことを誇りに、今後益々のご活躍を期待致し、ご報告申上げます。
8月4日(はしの日)に「第四回 箸の日 感謝のまつり」を斎行致しました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食・日本の食文化に代表される箸は、太古の時代より神器として親しまれ、日本人の魂として使ひ続けられてきました。
當神社では、より一層、このやうな日本の伝統文化を顧み、次世代へと継承してゆくため、令和の御代より、「箸の日 感謝のまつり」を開催してゐます。本年も、箸の日感謝のまつり実行委員長 一般社団法人 富山県調理師会会長の今庄智幸様をはじめ、富山県調理師会員の皆様のご協力のもと、滞りなく第五回目を開催することができました。
祭典では、箸渡しの儀を行ひ、境内の竹で作つた神人共食を意味する両口箸を今庄会長が宮司に手渡し、宮司が御神前にお供へ致しました。
次に宮司が祝詞を奏上、そして御神前に使ひ納められた箸をお祓ひし、参列者一人一人が玉串を奉りて拝礼致しました。
お焚き上げの儀では、今庄会長がお供へした両口箸を天に向けて篝火台に立てた後、火入れを行ひ、参列者一人一人が、日頃使つてゐる箸に感謝し、お焚き上げを致しました。
この「箸の日感謝のまつり」を通して、日々、生き物の命をいただいて生きているといふことに感謝をし、またその命を運ぶ箸にも感謝をするといふ、日本の文化・心を呼び覚ますきつかけになればと願つてをります。ご協力いただきました富山県調理師会の皆様、ご参列いただきました皆様方に、篤くお礼申上げます。
8月1日(火)午前11時からは富山縣護國神社に於いて、万灯みたままつり竝に永代講大祭を齋行致しました。多くの御遺族ご参列のもと、宮司が慰靈顕彰の祝詞を奏上申上げ、富山県遺族会長 田林修一様がご参列の皆様を代表して玉串を奉りて拜禮致しました。
祭典後、「夏のをどり」を藤間勘史弥社中の皆様に奉納いただきました。
奉納曲と踊り・唄は、
「雨降りお月さん」(踊り)坂本渚さん
「白扇」(踊り)藤間史弥奈様
「岸壁の母」(唄)中田好美様
の皆様の奉納でありました。
「夏のをどり」奉納の後、御参列の皆様には、内拜殿にてろうそくに「みあかし」を灯して参拜いただきました。暑さ厳しい中、長時間のご参列をいただき洵にありがたうございました。
社殿軒下には、県内外の著名な皆様から御揮毫いただきました「特別あんどん」が掲げられました。御奉納は、俳優の西村まさ彦様、女優の室井滋様、柴田理恵様、落語家の柳家さん生師匠、春風亭柳之助師匠、南画家の中野清韻様、表千家家元の千宗左様、國泰寺管長の澤大道老師猊下、表千家吉祥会の吉倉裕陽宗匠、篆刻家の小田玉瑛様、講談師の日向ひまわり様、参議院議員の山谷えり子様、有村治子様の皆様方です。まことにありがたうございます。
午後6時半からは「御神楽の夕べ」を大拜殿神楽舞台にて開催致しました。まずは中学三年生の島田莉子さん、舘英さんによる「浦安の舞」、次に當神社の轡田権禰宜による「いでたちの舞」、そして次に大学三年生の佐藤薫野さんによる「みたま慰めの舞」が御神前に奉納されました。島田さん、舘さん、佐藤さんは、はじめてこの日に舞を奉納されましたが、猛暑続く中、一生懸命舞の稽古に励んでいただき、当日は素晴らしい舞を奉納していただきました。
そして、皆様方に奉納いただきましたあんどんは七月三十一から八月一日の二日間、境内に掲げ、御靈をあんどんに託してお迎へし、慰靈顕彰につとめました。皆様から献灯いただきましたあんどんが境内を優しい明かりで包み、富山市花火大会と相俟つて美しく彩つてゐました。
献灯あんどんをご奉納いただきました皆様、献灯あんどんに絵画の奉納をいただきました中野清韻様、気ままサロンパステル画教室の皆様、おえかきキッズの皆様方に厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。
花火大会終了後、富山縣護國神社ではろうそくに「みあかし」を灯して、伊佐雄志神社では「献水の儀」として氷柱に清水を捧げてお参りいただきました。
富山大空襲より78年を迎へた8月1日(火)午前十時、崇敬総代会長様、富山県遺族会長様をはじめ、多くの市議会議員の皆様、御遺族、神社役員、富山市民ご参列のもと、伊佐雄志神社例大祭を齋行。
伊佐雄志神社には昭和20年8月1日の夜、米軍による大空襲により亡くなられた約二千七百余柱の戰災殉難者の御靈が祀られてをり、この富山大空襲の日が例大祭となつてゐるのであります。祭典では、宮司が祝詞を奏上申上げ、中学三年生の島田莉子さん、舘英さんの巫女二名が「浦安の舞」を奉奏。そして富山県遺族会長 田林修一様、富山市遺族会 町村進様、自衛隊富山地方協力本部長 宮内雅也様、伊佐雄志神社の御遺族を代表して梨雲福祉会理事長 林一枝様が玉串を奉りて拜禮致しました。祭典終了後には、燃え盛る炎の中で亡くなられた御靈を偲び、宮司をはじめ、参列者一人一人が献水の儀で故郷の清水をささげ、お参りを致しました。
8月1日に開催いたしました富山市少年相撲大会は4年ぶりに開催され、今年で43回を重ねました。この相撲大会には、朝乃山関も呉羽小学校5年生の時、第27回(平成16年)の大会にて団体の部で中堅として出場し、優勝してゐます。
それでは、出場しました選手諸君、大会を運営されました関係者の方々に厚く御礼申上げ、結果を報告致します。
団体の部
優勝 速星小チーム
次勝 堀川小Aチーム
三位 堀川小Bチーム
個人の部
四年生以下
優勝 松本 比呂(池多小) 次勝 池田 勝紀(堀川小)
三位 瀬川 椋介(堀川小) 三位 飯山 想(堀川小)
五年生
優勝 老月 隆人(老田小) 次勝 武市 篤彦(柳町小)
三位 佐々木 司(速星小) 三位 守田 吉玖(堀川小)
六年生
優勝 前川 颯人(堀川小) 次勝 橋本 悠聖(堀川小)
三位 平井 彰人(速星小) 三位 竹澤 凛星(堀川小)
敢闘賞
藤田 馨(池多小) 山口 遼真(呉羽小)
片岡 勇人(速星小) 吉田 楓馬(速星小)
富山市立奥田中学校の二年生、男子1名女子3名が「十四歳の挑戦」として7月3日から7日までの5日間、神社で社会奉仕活動を体験しながら学びました。
まづ初めに、白衣・袴の着装を学び、社殿にて正式参拜竝に臨時出仕・臨時巫女の認証式を行ひ、挨拶の仕方で一日目が始まり、午後から伝統文化の「華道」を教はりました。
二日目、宮司が講話で神社について話し、先日奉納演奏された「現代散楽」の映像を観賞し、偶然に訪れた雅楽演奏家の太田豊氏から、奈良時代の芸能「散楽」についての話をいただきました。
三日目は、護國神社においては欠かすことのできない、戊辰の役から大東亜戰争にいたるまでの戦前・戦中、極東国際軍事裁判(東京裁判)等の戦後の日本の歩み、近代史について学びました。
そして、境内・社殿の清掃の仕方や神楽「みたま慰めの舞」の温習、注連縄作りなどを教はり、最終日には、正式参拜の後、「みたま慰めの舞」を歌方と舞方で奉納し、修了式にて五日間の活動が終了しました。
奥田中の学生は皆、真剣に学び、教つたことを素直に吸収し、挨拶も次第に声が大きくなり、この十四歳の挑戦で「元服」といふ、大人へと成長してゆく人生の大切な節目を体験できたのではと思ひます。
今後益々の活躍を期待して、ご報告申上げます。
7月22日、第30回「廣德塾」を開催、はじめに手水の儀を行ひ、正式参拜を齋行し、廣德塾が開講しました。
講座1「宮司講話」では、大伴家持が越中国の国守として国見をした時に詠んだ「鵜坂河渡る瀬多みこの我が馬の足掻きの水に衣ぬれにけり」の和歌を紹介し、鵜坂河(今の神通川)を馬に乗つて渡つた時、馬があがいて自分の衣服が濡れてしまつたことを詠み、家持があまりの水の多さに驚き、「この」と字余りにすることで強調を表し、感性を豊かに過ごせばよい歌を詠むことができるといふことを教はりました。
講座2「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会の青木順子先生とオンラインでつなぎ、子罕九、為政二の論語から「仁・知・勇」について学び、「よく学び、思ひやりの心をもち、強い心をもつて正しいことを行ふ」ことの大切さを教はりました。
講座3「ネイチャーゲーム」で、日本ネイチャーゲーム協会の萩原裕美先生から、「わたしのワンピース」「はつぱのファッションショー」「いねむりおじさん」のゲームを行ひ、五感を集中させて楽しみました。
講座4「唱歌を歌はう」では、元巫女で富山声楽家協会会員の坂口美里さんが講師となり、「われは海の子」の唱歌を学びました。浜辺で力強く成長する少年の、強靭な肉体と精神を誇る姿が表現されてゐる歌詞であるといふことを学んだ。また「われは海の子」は、難解な言葉が多いといふことで昭和55年に共通歌唱教材から外されたが、国民の人気が高く、平成2年から教科書に復活したことを教はり、全員で力強く歌ひました。