人間国宝 野村萬 万蔵家三代特別奉納
第10回 富山縣護國神社 奉納篝火(かがりび)狂言
令和6年5月19日(日)
主催 富山縣護國神社 奉納篝火狂言実行委員会
後援 北日本新聞社 富山テレビ放送株式会社
出演 野村萬 野村万蔵 野村万之丞 野村拳之介 野村眞之介
能村晶人 清水宗治 清水宗治 炭光太郎 中尾史生
特別奉納 花 栂野惠秀・草月流 藹(あい)の会
受付 午後2時開始(座席に指定はございません)
開演 午後3時
番組 解説 野村万蔵
演目 狂言『長光(ながみつ)』
野村万之丞 能村晶人 中尾史生
狂言『舟ふな(ふねふな)』
野村萬 清水宗治
狂言『福の神(ふくのかみ)』
野村万蔵 野村拳之介 野村眞之介
※都合により配役が変更になる場合があります。
終 演 午後4時半頃予定
協賛券 二千円(高校生以下無料)
問合せ 富山縣護國神社076-421-6957
協賛券は当日申出いただいても結構ですが、事前に社務所(午前8時半~午後5時)
でお渡しすることも可能です。
当日駐車場は、境内へ誘導します。
念のため防寒着をご用意ください。
【演目あらすじ】
長光(ながみつ)
坂東方(現在の関東地方あたり)の田舎に住む男が、上方(都の京都)見物に出発し、途中で大津松本のにぎやかな市に立ち寄ります。店の売り物を見て回つてゐると、そこへ徒ら者が近づき、男の持つてゐた太刀に目をつけて、巧妙な手口でその太刀を奪はうとするのですが・・。
舟ふな(ふねふな)
主人は太郎冠者を連れて西の宮へ出かけると、途中で神崎の渡しといふ大きな川に出ます。向こう岸の舟を太朗冠者が「ふなやーい」と呼ぶので、主人は「ふね」と呼ぶやうにたしなめます。すると冠者は古歌を引き合ひにして「ふな」だと言ひ、主人も負けじと古歌で「ふね」だと言ひます。さて軍配はどちらに。
福の神(ふくのかみ)
年の暮れ、出雲の大社で新年を迎へようと二人の参詣人が出かけます。神前で拜をし、福の神が祀られてゐる所へ着くと豆まきを始めます。「福は内、福は内」と豆をまきながら囃してゐると、大きな笑ひ声とともに福の神が現れます。福の神は二人に、なぜ毎年参詣するのか尋ねると・・。