第28回「どんぐり祭」のご報告(令和5年11月10日 )
例年より暖かい日差しの中、11月1日(水)午前10時45分より、第28回「どんぐり祭」を齋行、崇敬会員、鈴木富山県森林管理署長様、雲雀ケ丘保育所の先生と園児14名を含めて総勢22名が参列しました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬会員の皆様より奉納いただいたコナラ・クヌギ・シラカシなどの「どんぐり」を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を奉りて拜禮いたしました。
祭典の後、當神社林苑顧問の大宮徹様から講話として、どんぐりの成長過程について、写真や自ら描いた絵などを用ゐて解り易く解説していただきました。また園児からは、「どんぐりの中はどの様になつてますか?」「一つの木からどのくらいの数ができますか?」などの質問が多数ありました。
次に「どんぐり齋場」へ移動して清めのお祓ひをし、大宮顧問から「どんぐりは地面の上に蒔いても育ちますが、動物が食べますので地面に穴を掘り、少し見えるくらいに蒔いた方が育ちやすいですよ」と蒔き方を教はり、崇敬会員と園児らで丁寧にどんぐりを蒔き、元気よく「大きくなあれ」を掛け声を掛けながら笑顔が溢れる祭典となりました。
最後に大宮顧問から、どんぐりの成長過程が描かれた絵本を園児一人一人がいただき、御礼の挨拶をして保育所へ戻つて行きました。
今年はどんぐりの凶作の年といふことであり、熊による被害が相次いでます。これ以上被害が拡がらないことをお祈り申し上げ、ご報告申し上げます。