8月26日(土)の午前10時と午後2時、27日(日)午前10時に「玉石持(たまいしもち)行事」を齋行いたしました。
この行事は、御鎭座百拾年記念事業に際し、御奉賛いただきました皆様に、新しい「瑞垣御門」をくぐっていただき、瑞垣内の御敷地に清浄な玉石を敷き詰めていただく行事であり、総勢約400名近くの皆様が参加されました。
当日は、草月流藹の会富山県支部(栂野惠秀代表)の皆様が、大拜殿にて奉納いけばな展「竹と私」を併せて開催していただき、玉石持行事の前には、NPO法人富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の皆様によります太鼓演奏を奉納いただき、力強く躍動感ある太鼓といけばなが相まって、それぞれ賑はいに華を添へていただきました。
祭典では、大拜殿にて修祓の儀を行ひ、ご参列の皆様をお祓ひ申上げました。次に宮司が「戦災復興として内務省神社局の角南隆技師の設計を基に社殿は建てられましたが、本殿廻りは透塀といふ簡素な塀であり、この事業で本殿と同じ流造の瑞垣として造り替へ、また新たに瑞垣御門を造ることができましたことは、田林修一実行委員長をはじめ御奉賛いただきました皆様方、舟木工匠(舟木聡史代表)をはじめ工事関係の皆様、祭典行事に携はつていただきました皆様方のお蔭によることと深く感謝申上げます。」と御礼の挨拶を申上げました。さらに田林修一実行委員長より御挨拶いただき、御奉賛の皆様をはじめ、御協力いただいた関係者各位に御礼を申上げました。続いて、富山ダルクの皆様による太鼓の奉納演奏が行はれ、次に瑞垣御門へ移動して、舟木棟梁より、神宮から御下賜いただいた檜をはじめ、吉野檜を材料とされたことなど、建築に纏はる解説がなされ、そして参加者は玉石を受け取り、事前にお渡ししてゐた白布の上に乗せ、瑞垣御門をくぐつて御敷地に玉石が敷き詰められました。
玉石持行事にご参列いただきました御奉賛者の皆様、ご協力いただきました草月流藹の会富山県支部の皆様、NPO法人富山ダルクリカバリークルーズ岩瀬太鼓「海岸組」の皆様、富山県隊友会劔部の皆様に厚く御礼申上げます。
富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の映像は
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