奥田中「十四歳の挑戦」のご報告(令和5年8月5日 )
富山市立奥田中学校の二年生、男子1名女子3名が「十四歳の挑戦」として7月3日から7日までの5日間、神社で社会奉仕活動を体験しながら学びました。
まづ初めに、白衣・袴の着装を学び、社殿にて正式参拜竝に臨時出仕・臨時巫女の認証式を行ひ、挨拶の仕方で一日目が始まり、午後から伝統文化の「華道」を教はりました。
二日目、宮司が講話で神社について話し、先日奉納演奏された「現代散楽」の映像を観賞し、偶然に訪れた雅楽演奏家の太田豊氏から、奈良時代の芸能「散楽」についての話をいただきました。
三日目は、護國神社においては欠かすことのできない、戊辰の役から大東亜戰争にいたるまでの戦前・戦中、極東国際軍事裁判(東京裁判)等の戦後の日本の歩み、近代史について学びました。
そして、境内・社殿の清掃の仕方や神楽「みたま慰めの舞」の温習、注連縄作りなどを教はり、最終日には、正式参拜の後、「みたま慰めの舞」を歌方と舞方で奉納し、修了式にて五日間の活動が終了しました。
奥田中の学生は皆、真剣に学び、教つたことを素直に吸収し、挨拶も次第に声が大きくなり、この十四歳の挑戦で「元服」といふ、大人へと成長してゆく人生の大切な節目を体験できたのではと思ひます。
今後益々の活躍を期待して、ご報告申上げます。