12月30日午前8時より、富山県隊友会、隊友会青年部劔部、警察官OB,消防団員、一金会、富山縣護國神社崇敬会の皆様による合同の御奉仕にて、年末の御繁忙の折にもかかはらず総勢17名の皆様により、清掃が行はれました。
平成23年に初めての年末清掃奉仕が行はれてから今年13回目を迎へました。雲一つない快晴の下、社殿に溜つた屋根雪をきれいに取り除いていただきました。
作業終了後には、正式参拜を行ひ、全員で國歌を斉唱いたしました。そして、伊佐雄志神社を正式参拜、殉職されました自衛官、消防局員、消防隊員、警察官の御靈にそれぞれの代表者が玉串を奉りて拜禮、一同で「立山の御歌」を奉唱いたしました。
お蔭をもちまして、初詣の皆様を安全にお迎へすることができます。お忙しい中、ご奉仕いただきありがたうございました。
本日は、青空の中、立山の峰々が美しく聳えてをります。
12月17日(日)、坂本注連縄奉賛会(小川弘文会長)の皆様が作られました本殿の注連縄を、坂本公民館にていただきました。
そして、初詣にご奉仕いただきます臨時巫女の「福ひめ」の認証式を24日(日)に行ひ、令和5年の祭典行事は、31日の大祓と除夜祭を残すのみとなりました。
令和6年の初詣には、福ひめの皆さんと共にお待ち申上げます。
令和6年初詣に頒布いたします御神札(おふだ)・御守(おまもり)・縁起物に宮司が神靈を込めます、「みたまわけ大祭」を12月1日に齋行いたしました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、奉製された御神札・御守・縁起物をお祓ひして、次に神靈を込める「みたまわけの儀」を行ひ、そして関係者が玉串を奉りて拜禮いたしました。
初詣では、野生種の蚕(かひこ)「天蚕(てんさん)」の繭玉で「富山県がうん天蚕の会(友咲貴代美代表)」にて奉製された「外雲(がうん)まゆ玉守」100体を特別頒布いたします。江戸時代、外雲(がうん)の地(現在の八尾町樫尾)はクヌギが生茂る天然蚕が生息する特別な地であり、全国の四分の一の生産を占めた「越中蚕都(えつちゆうさんと)」とも呼ばれるほど八尾を繁栄させた縁起の良い蚕の御守です。
午後からは、御井祭・絵馬焼納祈願祭・すす祓を齋行いたしました。
12月8日午前9時より「開戰詔書奉戴記念祭」を齋行。そして御神宝である宝刀の手入式を酒井勲様にご奉仕いただきました。
24日(日)には、初詣にご奉仕いただきます臨時奉仕巫女「福ひめ」の認証式を午前10時より行ひます。
(令和4年12月24日撮影)
初詣に向けての準備がはじまってきてをります。
これからお正月にむけて、神社の表参道にはたくさんの国旗が掲げられます。
師走に入り忙しい日が続きますが、どうぞ皆様にはお身体ご自愛いただき、良いお正月をお迎へできますやうご祈念申上げます。
十二月行事案内
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭・みおや祭
午前10時 永代祭
午前11時 みたまわけ大祭
午後2時 御井祭
絵馬焼納祈願祭
すす払い
2日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
8日(金) 午前9時 大東亜戰争開戰詔勅奉戴記念祭
宝刀手入式
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
(神符頒布始祭)
午前10時 永代祭
24日(日) 午前10時 福ひめ認証式
25日(月) 午前8時 大正天皇多摩御陵遙拜式
31日(日) 午後3時 大祓
午後4時 除夜祭
令和6年(皇紀2684年)
1月1日(月) 初 詣
10月29日(日)午前10時より、公益社団法人隊友会 富山県隊友会(竹口健二会長)主催の富山県出身等殉職自衛官慰靈祭が齋行されました。
当日は、時折雨が降る天候ではございましたが、富山県隊友会の会員をはじめ、自衛隊富山地方協力本部長代理の鈴木好明副本部長様、富山縣護國神社崇敬会員の23名が参列、宮司祝詞奏上に続き、竹口会長が慰靈の言葉を申上げました。そして参列者一人一人が玉串を奉りて拜禮、「海ゆかば」を一同にて献楽、撤饌の後に黙祷をいたし、伊佐雄志神社に祀られます10柱の御靈に慰靈顕彰のまことが捧げられました。
富山県隊友会主催の殉職自衛官慰靈祭は平成22年から齋行、本年で第14回を迎へました。前日には、富山県隊友会富山支部の皆様によります清掃奉仕が行はれ、清らかな中で厳粛に齋行することができました。まことにありがたうございます。
例年より暖かい日差しの中、11月1日(水)午前10時45分より、第28回「どんぐり祭」を齋行、崇敬会員、鈴木富山県森林管理署長様、雲雀ケ丘保育所の先生と園児14名を含めて総勢22名が参列しました。
祭典では、宮司が祝詞を奏上した後、崇敬会員の皆様より奉納いただいたコナラ・クヌギ・シラカシなどの「どんぐり」を祓ひ清め、次に宮司、参列者が玉串を奉りて拜禮いたしました。
祭典の後、當神社林苑顧問の大宮徹様から講話として、どんぐりの成長過程について、写真や自ら描いた絵などを用ゐて解り易く解説していただきました。また園児からは、「どんぐりの中はどの様になつてますか?」「一つの木からどのくらいの数ができますか?」などの質問が多数ありました。
次に「どんぐり齋場」へ移動して清めのお祓ひをし、大宮顧問から「どんぐりは地面の上に蒔いても育ちますが、動物が食べますので地面に穴を掘り、少し見えるくらいに蒔いた方が育ちやすいですよ」と蒔き方を教はり、崇敬会員と園児らで丁寧にどんぐりを蒔き、元気よく「大きくなあれ」を掛け声を掛けながら笑顔が溢れる祭典となりました。
最後に大宮顧問から、どんぐりの成長過程が描かれた絵本を園児一人一人がいただき、御礼の挨拶をして保育所へ戻つて行きました。
今年はどんぐりの凶作の年といふことであり、熊による被害が相次いでます。これ以上被害が拡がらないことをお祈り申し上げ、ご報告申し上げます。
10月16日(月)午前10時より、海軍特別攻撃隊員であり茶道裏千家第15代・前家元の鵬雲斎千玄室大宗匠御奉仕によります献茶式が齋行され、一般社団法人茶道裏千家淡交会富山支部(新田八朗支部長)の会員や関係者、御遺族が参列される中、大宗匠お点前の濃茶・薄茶が二万八千六百八十二柱の御靈(みたま)に捧げられました。
そして、海軍第14期飛行予備学生の同期生であります森丘哲四郎命の辞世の歌碑「ちはやふる神の持たせる命なり砕きて守れ大君と國」(千玄室大宗匠揮毫)の除幕式が、御遺族の名和まどか様、森丘直人様、高桜美根子様、また富山市出身で千玄室大宗匠と徳島の兵舎で一緒に過ごされた眞野敏弘命の御遺族の眞野肇様と共に行はれ、大宗匠が森丘哲四郎命遺品の茶碗を模して作られた茶碗(今井淡交会富山支部副支部長所蔵)にて大宗匠が戦友に一碗を呈されました。
歌碑は、黒部市の生家にお父様の森丘正唯様が昭和30年代に戦友の千宗室家元(当時)に揮毫を依頼して建てられ、現在は住む人がゐなくなり、御遺族の提案にて昨年の九月に神社へ移設されました。
今回、一般社団法人茶道裏千家淡交会魚津支部六十周年にて大宗匠が来県されるに當り、大宗匠からの申し出により叶つた献茶式竝に除幕式でありました。大宗匠は挨拶にて「私だけが生き残り、斬鬼の念に堪へない。生を頂いてゐる以上、皆さんを慰めたい」「今年は学徒出陣から八十年の大変意義のある年だ」と話され、その後、森丘哲四郎命と眞野敏弘命の御遺族に、お二方との思ひ出をつい先日まで一緒であつたかの如く、嬉しさうに話をされてをられました。
参列者一同、四月で百歳をお迎へになられた大宗匠から逆に元気を頂き、特攻隊員精神の凄さがひしひしと感じられる献茶式でございました。
御関係の皆様に深く感謝申上げ、ご報告申上げます。ありがたうございました。
富山縣護國神社では、初詣に奉仕いただく「福ひめ」の募集を行つてゐます。
新しい年のはじまりに、参拝者の方々が清々しい気持ちでお参りできるやう、笑顔でお迎へ致しませう。
福ひめを申込されます方は、以下より申込用紙をダウンロードいただき印刷の後、ご記入いただいたものを社務所までお持ちください。また、社務所にも申込用紙をご用意致してをりますので、お越しいただきご記入いただいても大丈夫でございます。
(社務所受付時間 8:30~17:00)
↓初詣奉仕「福ひめ」申込用紙のダウンロード
令和6年福ひめ申込書
「福ひめ」の募集は、定員に達しましたら終了とさせていただきます。
その他、ご不明な点がございましたら社務所までお問合せ下さい。
富山縣護國神社 社務所 076-421-6957 (受付時間8:30~17:00)
皆様の申込を心よりお待ち致してをります。
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭が10月5日(木)に齋行されました。
当日は、午前9時より伊佐雄志神社秋季祭を齋行。
そして御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭が、午前9時30分の雷鳴花火を合図に、国旗掲揚、修祓、宮司以下齋員参進、富山県隊友会劔部(中澤慎太郎部長)奉持による国旗入場、国歌斉唱を行ひ、宮司一拜にて祭典が始まりました。献饌の儀では、富山交聲合唱団(黒坂康之会長)20名の皆様による「鎮魂頌」合唱の調べに合せて、7名の齋員によつて神饌と季節の花として「菊」がお供へされ、宮司祝詞奏上、献幣の儀、参向使祝詞奏上の後、御鎭座百拾年を祝して洋遊会(上野慶夫会長)15名の皆様による舞楽「蘇膜者(そまくしゃ)」が奉奏されました。聖徳太子に纏はる秘曲の舞であり、特別に奉納いただきました。
次に宮司が玉串を奉りて拜禮し、次に総代会名誉会長の旧富山藩16代藩主であり宮内庁掌典の前田章利様厚子様御夫妻、参向使新田八朗総代会長、そして田林修一富山県遺族会長に合せて参列者一同が拜禮し、特別来賓として参列賜りました神宮大宮司代理 久田哲也神宮禰宜様、明治神宮宮司 九條道成様、靖國神社宮司代理 村田信昌権宮司様が拜禮された。
御鎭座百拾年記念事業に御尽力賜りました舟木工匠代表 舟木聡史氏へ感謝状が贈呈され、宮司が記念事業完遂の御禮の挨拶を申上げ、次に参向使の新田八朗総代会長が挨拶を申上げました。
祭典終了後、ご参列の皆様方に新しく造営された瑞垣御門・瑞垣をご覧いただき、祭典が滞りなく齋行されました。
また、12時30分からは直会の記念式典をANAクラウンプラザホテル富山へ移動して開催。はじめに舘哲二先生はじめ物故役職員の御靈に対して黙祷を捧げ、宮司が挨拶をし、次に新田八朗総代会長が挨拶を申上げました。
そして特別来賓の皆様方から祝辞を賜り、清興として、丸山美由紀様によるピアノ演奏、宮司の孫である栂野雄志朗(富大附属小5年)くんがバッハ「G線上のアリア」をソプラノサックスで演奏して祝ひました。
御鎭座百拾年記念事業実行委員長の田林修一富山県遺族会長が乾杯の発声をいたし、しばし歓談。
念法眞教 富山念法寺主管者の一宮良匡様の主唱にて萬歳が三唱され、閉会となりました。
以下は伊佐雄志神社秋季祭
以下は御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
以下は直会・記念式典
御奉賛、御参列賜りました皆様方に感謝申上げ、ご報告申上げます。まことにありがたうございました。
昨年のどんぐり祭の様子です。とても良い天候に恵まれました。
十一月行事案内
1日(水) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前10時45分 第二十八回どんぐり祭
3日(金) 午前9時 明治節
5日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(水) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
七五三詣
23日(木) 午前9時 新嘗祭
25日(土) 憂国忌
午後2時 しめ縄プロジェクト
表千家同門会富山県支部設立六十周年記念大会竝に第三十八回表千家献茶式が、9月17日(日)に表千家 猶有斎 千宗左 お家元宗匠をお迎へして開催いたしました。
12時25分、宮司以下齋員、お家元宗匠、表千家同門会富山県支部役員、國泰寺管長が参進、新田八朗富山県知事、富山県町村議会議長会長 岡田健治立山町議会議長、神社役員、表千家同門会富山県支部、富山県茶道連盟、北日本茶会の関係者らが参列する大拜殿を通り祈祷殿へ着座。修祓、献饌、宮司祝詞奏上の後、献茶の儀が執り行はれました。
当日は、猛暑が続いた今年を象徴するやうな暑い中での齋行となりましたが、猶有斎 千宗左お家元宗匠が洗練されたお点前を厳かにまた丁寧に恙無く披露され、点てられた濃茶薄茶を御神前にお供へすることができました。戰場で倒れられた御英靈が、末期の水もいただけぬまま亡くなられたことに思ひを馳せ、故郷の清水で点てられたお茶を当代一流の茶人によつて捧げ奉るものであり、10月5日の秋季例大祭に先立ち齋行されます献茶式であります。
今回は、表千家同門会富山県支部の設立六十周年の記念大会として、献茶式終了後に記念式典が開催されました。式典では中曽根富山県支部副支部長が挨拶を申上げ、猶有斎 千宗左お家元からお祝の色紙が同門会富山支部へ贈呈され、引続き挨拶を賜りました。そして、御来賓の新田八朗富山県知事、富山県市長会長の藤井裕久富山市長から祝辞を賜り、越中五箇山麦屋節保存会による奉祝の麦屋節が舞はれました。
境内では、表千家同門会富山県支部主催の茶会も催され、縁の深い皆様方により賑々しく盛大に開催していただきました。
記念の献茶式が恙なく厳粛に齋行できましたこと、ご関係の皆様方に厚く御禮申上げます、ありがたうございました。
令和6年より、不審菴さまの御配慮により9月30日となりますので、御予定してくださいますやうお願ひ申上げます。
裏千家前家元 鵬雲斎 千玄室 大宗匠 御奉仕「裏千家献茶式」
令和3年6月18日齋行
十月行事案内
1日(日) 午前5時 富山のみの市
午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
5日(木)午前10時
午前9時 伊佐雄志神社秋季祭
午前10時 御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
午前12時半 直会・記念式典
※どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越しください。
ご祈願の受付は午後1時までできません。ご了承のほど、宜しくお願ひ
申上げます。
15日(木)午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
裏千家献茶式
16日(月)午前10時
午前10時 「献茶式」前家元 鵬雲斎千玄室大宗匠御奉仕
引続き 森丘哲四郎歌碑除幕式
29日(日)午前10時 殉職自衛官慰靈祭
8月26日(土)の午前10時と午後2時、27日(日)午前10時に「玉石持(たまいしもち)行事」を齋行いたしました。
この行事は、御鎭座百拾年記念事業に際し、御奉賛いただきました皆様に、新しい「瑞垣御門」をくぐっていただき、瑞垣内の御敷地に清浄な玉石を敷き詰めていただく行事であり、総勢約400名近くの皆様が参加されました。
当日は、草月流藹の会富山県支部(栂野惠秀代表)の皆様が、大拜殿にて奉納いけばな展「竹と私」を併せて開催していただき、玉石持行事の前には、NPO法人富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の皆様によります太鼓演奏を奉納いただき、力強く躍動感ある太鼓といけばなが相まって、それぞれ賑はいに華を添へていただきました。
祭典では、大拜殿にて修祓の儀を行ひ、ご参列の皆様をお祓ひ申上げました。次に宮司が「戦災復興として内務省神社局の角南隆技師の設計を基に社殿は建てられましたが、本殿廻りは透塀といふ簡素な塀であり、この事業で本殿と同じ流造の瑞垣として造り替へ、また新たに瑞垣御門を造ることができましたことは、田林修一実行委員長をはじめ御奉賛いただきました皆様方、舟木工匠(舟木聡史代表)をはじめ工事関係の皆様、祭典行事に携はつていただきました皆様方のお蔭によることと深く感謝申上げます。」と御礼の挨拶を申上げました。さらに田林修一実行委員長より御挨拶いただき、御奉賛の皆様をはじめ、御協力いただいた関係者各位に御礼を申上げました。続いて、富山ダルクの皆様による太鼓の奉納演奏が行はれ、次に瑞垣御門へ移動して、舟木棟梁より、神宮から御下賜いただいた檜をはじめ、吉野檜を材料とされたことなど、建築に纏はる解説がなされ、そして参加者は玉石を受け取り、事前にお渡ししてゐた白布の上に乗せ、瑞垣御門をくぐつて御敷地に玉石が敷き詰められました。
玉石持行事にご参列いただきました御奉賛者の皆様、ご協力いただきました草月流藹の会富山県支部の皆様、NPO法人富山ダルクリカバリークルーズ岩瀬太鼓「海岸組」の皆様、富山県隊友会劔部の皆様に厚く御礼申上げます。
富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」の映像は
こちら富山ダルク「奉納演奏」をクリックしてください
第35回表千家献茶式 猶有斎千宗左お家元 宗匠 御奉仕 平成30年9月17日
九月行事案内
1日(金) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
3日(水) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(金) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
17日(日)
午後12時30分 第三十八回 表千家献茶式
表千家同門会富山県支部設立60周年記念大会
猶有斎千宗左お家元 宗匠 御奉仕
ご祈願は正午から15時までの間
献茶式・記念大会のため受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
20日(水) 午前6時 富山南ライオンズクラブ清掃奉仕
23日(土) 午前9時 秋季皇靈殿遙拜式
26日(火)午前9時30分富山県遺族会女性部清掃奉仕
御鎭座百拾年記念大祭竝に秋季例大祭
10月5日(木) 午前10時
どなたでも参列できます。午前9時30分までにお越し下さい。
ご祈願は午後1時まで受付できません。
ご了承のほどお願ひ申上げます。
令和5年8月20日(日)から22日にかけて、第22回「元服立山登拜」を三年ぶりに、二泊三日の行程としては四年ぶりに開催致し、小学四年生から中学三年生の四名の隊員が参加しました。
今回の「元服立山登拜」は、立山開山の祖、佐伯有頼公が「ただちに山を開き、鎮護国家、衆生済度のための霊山を築け」とのお告げを受けて、一生涯を立山のために捧げ尽くされた遺徳を偲び、その中心である禅定路を出来る限り踏襲し、先人に感謝する心や自然に対する畏敬の念を育むことを目的に開催致しました。
初日、午前6時30分より結成式を行ひ、班長の石坂亮二君に隊旗が渡され、隊員に御守と鉢巻が授与されました。宮司が激励の挨拶を、次に隊長の禰宜が訓示を申し上げました。そして御協賛御協力いただいてをります富山みらいロータリークラブの森本孔二会長より激励の言葉を賜り、御家族や職員、多くの関係者から見送りを受けて神社を出発。途中バスの中では、神社林苑顧問の大宮徹氏から立山の自然や特徴について教はりました。
そして六つの禅定(険しい箇所)の一つである藤橋の「渡り禅定」をして立山駅に到着。ここで立山ガイドの佐伯知彦氏と合流。ケーブルカーと高原バスにて追分まで進み、自己紹介、準備運動をして立山登拜が始まりました。
弥陀ヶ原の木道では、大宮顧問から池塘などの特徴を教はりながら一の谷へ下り、今回の最難関である獅子ヶ鼻の鎖場を登る二つ目の「鎖禅定」に挑み、集中力を昂めて攀じ登りました。獅子ヶ鼻岩の上では下を覗き込み、隊長が「親の言ふことを必ず聞くか」と言ふと大きな声で返事を返してました。少し進んで昼食をとり、天狗の鼻、天狗平を進んで室堂に到着。「立山にて姿を見たる雷鳥の穏やかな様に心和めり」とお詠みになられました秋篠宮皇嗣殿下御歌碑の前で初日のみ参加の富山みらいロータリークラブの皆様と別れ、室堂山荘に到着。重要文化財の「室堂」を拝観して、立山の聖地「玉殿の岩屋」をお参りして登拜の成功を祈念しました。
室堂山荘では、大宮顧問作成の資料を参照しながら立山や高山植物の解説をしていただき、佐伯知彦ガイドからは、『夢は必ず叶ふ』とエベレスト登頂の話をしていただきました。
二日目は、昨夜の雷雨が嘘であつたかのやうに晴れ渡る中で出発。懺悔坂で日頃の罪を反省し、更に祓堂にて祓詞を奏上して身を清め、一ノ越に到着。三ノ越直下の昭和天皇御製碑へ向けて出発。途中二ノ越ではオコジョに遭遇しました。昭和天皇御製碑前にて「立山の御歌」を奉唱し皇居を遙拜。三ノ越では、過去の山と言はれる浄土山の山頂に建てられた「軍人靈碑」の解説を隊長が行ひ、アジア諸国の開放、平和の礎を築かれた先人に感謝のまことを捧げて遙拜致しました。
そして、立山本峰の雄山神社峰本社へ向けて出発。全員が無事に登拜を成し遂げました。雄山神社の高倉文尚権禰宜に元服成就の祈願をしていただき、現在の山と言はれる立山本峰頂上にて登拜達成の喜びを噛みしめて萬歳を三唱致しました。
高倉権禰宜から激励の言葉をいただき、大汝山へ向けて出発。富士の折立へと縦走し、雷鳥にも遭遇しつつ、下つて真砂岳手前の鞍部にて昼食。大走りの上部にて、未来の山と言はれる別山を遙拜。三つ目の「極楽禅定」達成の自信を糧として未来への目標に向かって、再度萬歳三唱を行ひました。
そして無心になつて下らないと転んでしまふと言はれる四つ目の「下り禅定」を気を引き締めて下り、ゴロゴロと雷雲が近く中、雨に当たらないことを祈りつつ、運良く下り終へ、賽の河原にて五つ目の「石積み禅定」を行ひました。そして温泉のある雷鳥沢ヒュッテに到着。これまで無事にガイドをしていただきました佐伯知彦ガイドから激励の言葉をいただき、入浴を済ませて作文を書きました。
最終日の出発前、雷鳥沢周辺を散策して大宮顧問から高山植物の植生や特徴などについて詳しく教はりました。雷鳥沢ヒュッテの佐伯寿一郎主人から激励の言葉をいただき出発。大宮顧問から多くの高山植物を教はりながらエンマ台へと進み、地獄谷を眺めながら六つ目の「地獄禅定」にて立山六禅定の全てを達成致しました。
室堂にある自然保護センターにて、雷鳥とオコジョの報告を行ひ、大谷を通つて天狗平山荘に到着。昼食をいただき、涼しい天狗平にて暫し身体を癒しつつ過ごしました。
そして予定通りに下山して神社に到着。終了式を行ひ、第22回「元服立山登拜」が無事に滞りなく終了致しました。
今回は皆学校も学年も違ふ隊員たちでありましたが、力を合せて協力し合ひ、とても素晴らしい集団でありました。無事に達成できたことを誇りに、今後益々のご活躍を期待致し、ご報告申上げます。
8月4日(はしの日)に「第四回 箸の日 感謝のまつり」を斎行致しました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された和食・日本の食文化に代表される箸は、太古の時代より神器として親しまれ、日本人の魂として使ひ続けられてきました。
當神社では、より一層、このやうな日本の伝統文化を顧み、次世代へと継承してゆくため、令和の御代より、「箸の日 感謝のまつり」を開催してゐます。本年も、箸の日感謝のまつり実行委員長 一般社団法人 富山県調理師会会長の今庄智幸様をはじめ、富山県調理師会員の皆様のご協力のもと、滞りなく第五回目を開催することができました。
祭典では、箸渡しの儀を行ひ、境内の竹で作つた神人共食を意味する両口箸を今庄会長が宮司に手渡し、宮司が御神前にお供へ致しました。
次に宮司が祝詞を奏上、そして御神前に使ひ納められた箸をお祓ひし、参列者一人一人が玉串を奉りて拝礼致しました。
お焚き上げの儀では、今庄会長がお供へした両口箸を天に向けて篝火台に立てた後、火入れを行ひ、参列者一人一人が、日頃使つてゐる箸に感謝し、お焚き上げを致しました。
この「箸の日感謝のまつり」を通して、日々、生き物の命をいただいて生きているといふことに感謝をし、またその命を運ぶ箸にも感謝をするといふ、日本の文化・心を呼び覚ますきつかけになればと願つてをります。ご協力いただきました富山県調理師会の皆様、ご参列いただきました皆様方に、篤くお礼申上げます。
8月1日(火)午前11時からは富山縣護國神社に於いて、万灯みたままつり竝に永代講大祭を齋行致しました。多くの御遺族ご参列のもと、宮司が慰靈顕彰の祝詞を奏上申上げ、富山県遺族会長 田林修一様がご参列の皆様を代表して玉串を奉りて拜禮致しました。
祭典後、「夏のをどり」を藤間勘史弥社中の皆様に奉納いただきました。
奉納曲と踊り・唄は、
「雨降りお月さん」(踊り)坂本渚さん
「白扇」(踊り)藤間史弥奈様
「岸壁の母」(唄)中田好美様
の皆様の奉納でありました。
「夏のをどり」奉納の後、御参列の皆様には、内拜殿にてろうそくに「みあかし」を灯して参拜いただきました。暑さ厳しい中、長時間のご参列をいただき洵にありがたうございました。
社殿軒下には、県内外の著名な皆様から御揮毫いただきました「特別あんどん」が掲げられました。御奉納は、俳優の西村まさ彦様、女優の室井滋様、柴田理恵様、落語家の柳家さん生師匠、春風亭柳之助師匠、南画家の中野清韻様、表千家家元の千宗左様、國泰寺管長の澤大道老師猊下、表千家吉祥会の吉倉裕陽宗匠、篆刻家の小田玉瑛様、講談師の日向ひまわり様、参議院議員の山谷えり子様、有村治子様の皆様方です。まことにありがたうございます。
午後6時半からは「御神楽の夕べ」を大拜殿神楽舞台にて開催致しました。まずは中学三年生の島田莉子さん、舘英さんによる「浦安の舞」、次に當神社の轡田権禰宜による「いでたちの舞」、そして次に大学三年生の佐藤薫野さんによる「みたま慰めの舞」が御神前に奉納されました。島田さん、舘さん、佐藤さんは、はじめてこの日に舞を奉納されましたが、猛暑続く中、一生懸命舞の稽古に励んでいただき、当日は素晴らしい舞を奉納していただきました。
そして、皆様方に奉納いただきましたあんどんは七月三十一から八月一日の二日間、境内に掲げ、御靈をあんどんに託してお迎へし、慰靈顕彰につとめました。皆様から献灯いただきましたあんどんが境内を優しい明かりで包み、富山市花火大会と相俟つて美しく彩つてゐました。
献灯あんどんをご奉納いただきました皆様、献灯あんどんに絵画の奉納をいただきました中野清韻様、気ままサロンパステル画教室の皆様、おえかきキッズの皆様方に厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。
花火大会終了後、富山縣護國神社ではろうそくに「みあかし」を灯して、伊佐雄志神社では「献水の儀」として氷柱に清水を捧げてお参りいただきました。
富山大空襲より78年を迎へた8月1日(火)午前十時、崇敬総代会長様、富山県遺族会長様をはじめ、多くの市議会議員の皆様、御遺族、神社役員、富山市民ご参列のもと、伊佐雄志神社例大祭を齋行。
伊佐雄志神社には昭和20年8月1日の夜、米軍による大空襲により亡くなられた約二千七百余柱の戰災殉難者の御靈が祀られてをり、この富山大空襲の日が例大祭となつてゐるのであります。祭典では、宮司が祝詞を奏上申上げ、中学三年生の島田莉子さん、舘英さんの巫女二名が「浦安の舞」を奉奏。そして富山県遺族会長 田林修一様、富山市遺族会 町村進様、自衛隊富山地方協力本部長 宮内雅也様、伊佐雄志神社の御遺族を代表して梨雲福祉会理事長 林一枝様が玉串を奉りて拜禮致しました。祭典終了後には、燃え盛る炎の中で亡くなられた御靈を偲び、宮司をはじめ、参列者一人一人が献水の儀で故郷の清水をささげ、お参りを致しました。
8月1日に開催いたしました富山市少年相撲大会は4年ぶりに開催され、今年で43回を重ねました。この相撲大会には、朝乃山関も呉羽小学校5年生の時、第27回(平成16年)の大会にて団体の部で中堅として出場し、優勝してゐます。
それでは、出場しました選手諸君、大会を運営されました関係者の方々に厚く御礼申上げ、結果を報告致します。
団体の部
優勝 速星小チーム
次勝 堀川小Aチーム
三位 堀川小Bチーム
個人の部
四年生以下
優勝 松本 比呂(池多小) 次勝 池田 勝紀(堀川小)
三位 瀬川 椋介(堀川小) 三位 飯山 想(堀川小)
五年生
優勝 老月 隆人(老田小) 次勝 武市 篤彦(柳町小)
三位 佐々木 司(速星小) 三位 守田 吉玖(堀川小)
六年生
優勝 前川 颯人(堀川小) 次勝 橋本 悠聖(堀川小)
三位 平井 彰人(速星小) 三位 竹澤 凛星(堀川小)
敢闘賞
藤田 馨(池多小) 山口 遼真(呉羽小)
片岡 勇人(速星小) 吉田 楓馬(速星小)
富山市立奥田中学校の二年生、男子1名女子3名が「十四歳の挑戦」として7月3日から7日までの5日間、神社で社会奉仕活動を体験しながら学びました。
まづ初めに、白衣・袴の着装を学び、社殿にて正式参拜竝に臨時出仕・臨時巫女の認証式を行ひ、挨拶の仕方で一日目が始まり、午後から伝統文化の「華道」を教はりました。
二日目、宮司が講話で神社について話し、先日奉納演奏された「現代散楽」の映像を観賞し、偶然に訪れた雅楽演奏家の太田豊氏から、奈良時代の芸能「散楽」についての話をいただきました。
三日目は、護國神社においては欠かすことのできない、戊辰の役から大東亜戰争にいたるまでの戦前・戦中、極東国際軍事裁判(東京裁判)等の戦後の日本の歩み、近代史について学びました。
そして、境内・社殿の清掃の仕方や神楽「みたま慰めの舞」の温習、注連縄作りなどを教はり、最終日には、正式参拜の後、「みたま慰めの舞」を歌方と舞方で奉納し、修了式にて五日間の活動が終了しました。
奥田中の学生は皆、真剣に学び、教つたことを素直に吸収し、挨拶も次第に声が大きくなり、この十四歳の挑戦で「元服」といふ、大人へと成長してゆく人生の大切な節目を体験できたのではと思ひます。
今後益々の活躍を期待して、ご報告申上げます。
7月22日、第30回「廣德塾」を開催、はじめに手水の儀を行ひ、正式参拜を齋行し、廣德塾が開講しました。
講座1「宮司講話」では、大伴家持が越中国の国守として国見をした時に詠んだ「鵜坂河渡る瀬多みこの我が馬の足掻きの水に衣ぬれにけり」の和歌を紹介し、鵜坂河(今の神通川)を馬に乗つて渡つた時、馬があがいて自分の衣服が濡れてしまつたことを詠み、家持があまりの水の多さに驚き、「この」と字余りにすることで強調を表し、感性を豊かに過ごせばよい歌を詠むことができるといふことを教はりました。
講座2「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会の青木順子先生とオンラインでつなぎ、子罕九、為政二の論語から「仁・知・勇」について学び、「よく学び、思ひやりの心をもち、強い心をもつて正しいことを行ふ」ことの大切さを教はりました。
講座3「ネイチャーゲーム」で、日本ネイチャーゲーム協会の萩原裕美先生から、「わたしのワンピース」「はつぱのファッションショー」「いねむりおじさん」のゲームを行ひ、五感を集中させて楽しみました。
講座4「唱歌を歌はう」では、元巫女で富山声楽家協会会員の坂口美里さんが講師となり、「われは海の子」の唱歌を学びました。浜辺で力強く成長する少年の、強靭な肉体と精神を誇る姿が表現されてゐる歌詞であるといふことを学んだ。また「われは海の子」は、難解な言葉が多いといふことで昭和55年に共通歌唱教材から外されたが、国民の人気が高く、平成2年から教科書に復活したことを教はり、全員で力強く歌ひました。
写真は昨年の御神楽の夕べにて、中学三年生の巫女による「浦安の舞」の奉納の様子です。
八月一日(火)は富山大空襲戰災記念日です。
十時からは、富山大空襲でお亡くなりになられた御霊をお祀りする伊佐雄志神社の例大祭、十一時からは富山縣護國神社にて万灯みたままつり竝に永代講大祭、十八時半からは御神樂の夕べが執り行われます。そして十九時五十分からは三年ぶりに神通川沿いにて花火が打ちあがります。どうぞ、皆さまでお参りいただきまして、ご先祖さまの御霊をお慰め申上げませう。
万灯みたままつり 1日(火) 午前11時
午前9時 第四十三回富山市少年相撲大会
午前10時 伊佐雄志神社例大祭
午前11時 万灯みたままつり竝に永代講大祭
午後6時半 御神樂の夕べ
4日(金) 午前9時 第五回「箸の日感謝のまつり」
6日(日) 午前 6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(火) 午前 7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
午前11時45分 終戦詔勅奉戴記念祭
17日(木) 午前 10時 満蒙開拓団慰霊祭
20日(日)~22(火) 第二十二回 元服立山登拜
26日(土)~27(日) 御鎭座百拾年記念
「玉石持(たまいしもち)行事」
新しく建てました瑞垣御門(みずがきごもん)をくぐり、
普段は入ることができない御本殿近くの御敷地に玉石を
敷き詰めます「玉石持行事」を行ひます
26日(土)午前10時、午後2時
27日(日)午前10時
また、同時に華道「草月流 藹の会展」も開かれ、たくさん
の作品が大拜殿に展示されます
どうぞ御家族お揃ひお越しください
6月10日(土)午後3時から人間国宝 野村萬様、九世 野村万蔵様、万蔵次男 野村拳之介様の万蔵家三代はじめ萬(よろず)狂言一門の皆様によります、第9回奉納篝火(かがりび)狂言が行はれ、約300名の皆様が狂言を堪能いたしました。
「伝統芸能は日本のこころ」と題し、美しい伝統芸能を奉納いただくことで、富山県民広く御英靈とともに楽しんでいただくことが慰靈顕彰になるといふ宮司の思ひにより開催され、草月流 藹(あい)の会(代表 栂野惠秀)様には花の特別奉納をいただき、狂言の伝統芸能に花を添へていただきました。
はじめに、宮司が挨拶し、次に野村万蔵様が狂言の解説、演目の解説を行ひました。
狂言『謀生種(ほうじやうのたね)』
そして、野村萬様、萬様の孫の野村拳之介様によります、狂言『謀生種』が奉納されました。嘘の話が上手な伯父にいつもだまされてしまふ甥は、今日こそは伯父に勝ちたいとほら話を用意して会ひに行き、しかしいつもの通りだまされてしまひ、嘘の話が上手なのは謀生の種といふ嘘の種があるからと聞いた甥は、その種を欲しがり更に騙される様子に、笑ひ声が響いてをりました。
狂言『金岡』
次に休憩をはさみ、野村万蔵様、清水宗治様によります狂言『金岡』が奉納されました。舞歌(ぶが)と語りを芯とした、和泉流では重習として扱はれる大曲で、万蔵様が富山で初めて演じる特別上演でありました。絵師の巨勢金岡は、御殿へ絵を描きに参内した際に出会つた上臈のことが忘れられず、物狂ひになり洛外を彷徨ひ、金岡の妻は夫を見つけその理由を聞くと、女の美しいのは化粧のためと、金岡に絵筆をとらせて描かれる様子や仕草が観衆の笑ひ声を誘ひ出し、篝火狂言では今回初めて奏された笛の音が舞台を引き締め、上品な舞歌が演じられました。
上演後は、野村萬様へ花束が贈呈され、挨拶を賜りました。会場にお集りいただいたたくさんの来場者へ感謝のお言葉をいただき、午後4時20分、無事に終演となりました。
色々とご協力賜りました皆様方に厚く御礼申上げ、篝火狂言が富山の地に一つの伝統文化として根づいてゆく基となることを念じつつ、ご報告申上げます。
第28回「廣德塾」 令和4年7月24日 「ネイチャーゲーム」の様子
七月行事案内
1日(土) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
2日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(土) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
22日(土) 午前9時 第三十回「廣德塾」
「論語(ろんご)」を学び、自然の中で「ネイチャーゲーム」を楽しまう!
そして「唱歌」を歌はう!
12時10分頃終了予定(昼食は不要ですが、水筒を持参ください)
募集対象 幼児・小学生・中学生(どうぞ親子で参加ください)
ご不明な点がございましたら、076-421-6957まで問合せください。
30日(日) 午前9時 明治天皇祭
万灯みたままつり
8月1日(火) 午前11時
午前9時 富山市少年相撲大会
午前10時 伊佐雄志神社例大祭
午前11時 万灯みたままつり並びに永代講大祭
午後6時30分 御神楽の夕べ
浦安の舞
みたま慰めの舞
いでたちの舞
6月10日(土)は、第九回奉納篝火狂言のため午後1時からご祈願の受付ができません。
ご了承くださいますやう、宜しくお願ひ申上げます。
第九回奉納篝火狂言 令和5年6月10日(土)午後3時開演
写真は昨年の舞台「酢薑」
六月行事案内
1日(木) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
4日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
10日(土) 午後3時 第九回奉納篝火狂言
演目 解説 野村万蔵
狂言「謀生種(ほうじやうのたね)」
(伯父) 野村 萬
(甥) 野村拳之介
狂言「金岡(かなおか)」
(金岡) 野村万蔵
(妻) 清水宗治
笛 後藤尚志
地謡 能村晶人
炭光太郎
中尾史生
※都合により配役等変更になる場合があります。
協賛券(2,000円、高校生以下無料)は社務所(8:30~17:00)にて
お求めください。当日券もございます(受付14:00~)。
どうぞお誘ひお越しください。
尚、当日の御祈願は、午後1時までの受付となります。
ご了承のほど、お願ひ申上げます。
15日(木) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
午前11時 少飛会慰靈顕彰祭
23日(金) 沖縄の日
午前10時 特攻戰死慰靈大祭
30日(金) 午後3時 夏越の大祓(茅の輪神事)
5月13日(土)午後2時より、笛・琵琶・左舞を専門とし雅楽演奏家の太田 豊(富山県出身)氏、豊 剛秋氏、大平 清氏、坂本 雅幸氏、森田 智博氏、林 恒宏氏をはじめ「現代散楽トルコ・シリア地震支援プロジェクト」(協力:株式会社山口久乗)の皆様によります、安寧祈願奉納演奏が奉納されました。
奈良時代、『散楽(さんがく)』といふ芸能が大陸から日本に渡来していました。音楽・踊り・アクロバット・ジャグリング・演劇・手品・人形劇など様々な芸能が合はさつたもので、西暦752年の東大寺大仏開眼供養において奉納された記録が残つてをります。
この幻の芸能となつた「散楽」を「現代散楽」として様々なジャンルの皆様と全国で公演し、この度初めて5月14日(日)に高岡市で公演されるにあたり、前日に富山縣護國神社で安寧祈願奉納演奏として演奏していただきました。
演奏家の中には、トルコ音楽演奏家の大平清氏がをられ、トルコ・シリア地震の支援活動を兼ねて演奏されました。
参道から雅楽の演奏で入場し、トルコ伝統曲を歌唱及びサズで演奏、和太鼓ソロに続き、おりんやサズ、和太鼓、笙、龍笛、ソプラノサックス、ヴァイオリンの楽器の美しく素晴らしい音色が奏でられる中、ジャグリングのパフォーマンスが演奏に合せて披露され、次第に激しく奏で合ふ演劇は、集まつた人々を楽しく爽やかに魅了してをりました。そして在日トルコ大使館を通じて被災者支援活動に使用されるトルコ・シリア地震への支援金が、たくさんの方々の協力を得て募金箱に納められました。
晴天が続いたゴールデンウィークから一転、肌寒い雨が降り続く天候となりました五月第一日曜日の7日、第455回となる「富山のみの市」が、実行委員会・出店者の皆様のご協力により、恙なく開催されました。
今回の「富山のみの市」では、富山ダルク岩瀬太鼓「海岸組」によります太鼓の演奏がございました。午前8時30分から約30分、「野良」「楽波」「花火」といふ曲目が演奏されました。
富山ダルクは、「NPO法人富山リカバリークルーズ」の略称で、薬物依存症者に身体的・精神的・社会的援助を提供することで依存症からの回復を手助けし、将来の社会的自立を目指し、支援してゐる団体であります。
当日は、少し肌寒い中ではありましたが、「海岸組」の皆様の真剣で熱い想ひが込められた演奏を披露していただき、賑々しく会場を沸かしていただきました。
「富山のみの市」にて出店の区画を設けてをります「子どものみの市」ですが、出店者を先着10組とさせていただきたく、ご理解くださいますやうお願ひ申上げます。
申込受付は、事前予約またはSMS(ショートメール)での申込とします。
富山のみの市実行委員会電話
090-2034-1929
当日受付は、10組に満たなかつた時のみと致します。
記
『子どものみの市』は、『児童・生徒が主体』となつて、『人との関はり』や
『心を育む』場所です。『挨拶やルールを大切』にしませう。
~ 先着10組、事前申込制、テント使用不可 ~
場所:大拜殿北側木陰エリア(間口1.8m程度)
※当日、実行委員が場所を指定
時間:8:00~12:00
対象:小学生~高校生(無料)
※中学生以下は保護者同伴
※大人が主体の出店は、一般エリア(有料)をご利用ください。
申込:名前、学校名、学年、連絡先をSMS(ショートメール)で送信
当日:本部(社殿左側)で、本人が受付し、委員の案内で出店開始
※神社の駐車場は使用できません。荷物を下ろし、車は速やかに退場ください
また、富山のみの市実行委員会の電話の通話可能時間は
のみの市開催日 前日(午後1時~午後4時)
当日(午前6時~午後2時)
となります。
奈良時代、『散楽(さんがく)』といふ芸能が大陸から日本に渡来していました。音楽・踊り・アクロバット・ジャグリング・演劇・手品・人形劇など様々な芸能が合はさつたもので、西暦752年の東大寺大仏開眼供養において奉納された記録が残つてをります。
笛・琵琶・左舞を専門とし雅楽演奏家の太田豊(富山県出身)氏は、この幻の芸能となつた「散楽」を「現代散楽」として様々なジャンルの皆様と全国で公演されてをられ、この度初めて富山県高岡市で公演されるにあたり、前日に富山縣護國神社で奉納演奏をしていただくこととなりました。
無料でどなたでも観劇できます。演奏家の中には、トルコ音楽演奏家の大平清氏がをられまして、トルコ・シリア地震の支援活動を兼ねて演奏されますので、併せて募金箱にご協力いただきますれば幸に存じます。
記
「現代散楽」富山縣護國神社奉納演奏
日 時 5月13日(土)午後2時~2時30分
会 場 大拜殿及び参道
主 催 現代散楽トルコ・シリア地震支援プロジェクト
演 奏 入場(雅楽演奏)
トルコ伝統曲(歌唱及びサズ演奏)
和太鼓ソロ
おりん~全員合奏(ジャグリング参入)
退場
出演者 太田 豊(雅楽演奏家)笛・SAX・おりん
豊 剛秋(雅楽演奏家)笙・ヴァイオリン
大平 清(トルコ音楽演奏家)サズ
坂本 雅幸(和太鼓演奏家)和太鼓
森田 智博(ジャグリングパフォーマー)ジャグリング
林 恒宏(語り手・ナレーター)語り
新緑みなぎる五月の境内
五月行事案内
1 日(月) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
7日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
13日(土) 午後2時 「現代散楽(さんがく)」
トルコ・シリア地震支援チャリティー演奏
どなたでも観劇できます
(無料ですが、募金箱を用意してます)
15日(月) 午前7時 月次祭
午前10時 永代祭
27日(土) 海軍記念日
4月25日(火)、富山県遺族会女性部や富山県隊友会の皆様方の清掃奉仕により隅々まで清々しく清められた境内にて、春季例大祭が厳かに齋行されました。
まずは午前9時より伊佐雄志神社秋季祭を齋行。祭典には、田林修一富山県遺族会長、平尾旨明日枝神社宮司、富山県隊友会、そして伊佐雄志神社御遺族、崇敬会員の皆様が参列されました。宮司が祝詞を奏上申上げ、「立山の御歌」を参列者一同で奉唱致しました。
午前10時からは春季例大祭を齋行。新田八朗崇敬総代会長が参向使となり、富山県神社庁各支部、富山県神道青年会から齋員の御奉仕、雅楽演奏を高岡市福岡町の洋遊会(上野慶夫会長)に、そして富山交聲合唱団(黒坂康之会長)、富山県詩吟剣舞連盟(稲垣岳峰会長)、富山県隊友会劔部(中澤慎太郎部長)の皆様に祭典を御奉仕いただき、富山県遺族会長 田林修一様、富山県市長会長 富山市長 藤井裕久様、富山県町村長会長代理 舟橋村村長 渡辺光様、富山県市議会議長会長代理 富山市議会副議長 高田真里様、富山県神社庁長 日枝神社 宮司 平尾旨明様をはじめ、神社役員、市議会議員、県内の宮司様、御遺族、崇敬会員の皆様が参列されました。
式中には、國旗掲揚、國旗奉持を隊友会劔部の名村典泰様、五十嵐元春様、中島秀雄様、山本雄史様に御奉仕いただき、献饌の儀では『鎭魂頌』の合唱を富山交聲合唱団様に、更に昭和天皇御製『御ほとけにつかふる尼のはぐくみにたのしく遊ぶ子らの花園』『高だかとみねみね青く大空にそびえ立つ見ゆけふの朝けに』の二首を奉唱していただき、そして吟題 本宮三香作『九段の桜』の詩吟剣舞を、剣士 水島尚道様・吟士 三舩岳嶺様に奉納いただきました。
そして祭典後、参列者の皆様には、御神前まで進み、みあかしを灯して参拜いただきました。
晴れ渡る天候の少し肌寒い中での齋行でありましたが、ご奉仕ご参列の皆様のお蔭をもちまして厳粛に齋行できましたこと、厚く御禮申上げます。まことにありがたうございました。
以下、伊佐雄志神社秋季祭。
以下は、春季例大祭。
4月22日(土)午前7時30分より、隊友会富山支部(根塚彰支部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。かがやきの森周辺の生ひ茂つた草をきれいに刈り取つていただき、落ち葉も掃き集めていただきました。終了後には、富山縣護國神社と伊佐雄志神社を正式参拜され、宮司が御禮の挨拶を申しました。
お蔭をもちまして、清々しい氣持ちで奉仕することができます。まことにありがたうございました。
4月19日(水)、富山県遺族会女性部(川上淑子部長)の皆様によります清掃奉仕が行はれました。春季例大祭を迎へるにあたり、田林修一富山県遺族会長をはじめ県内の全ての地区から65名の会員にご奉仕いただきました。
気温がほどよく暖かく上昇した中、境内中に生えてきた草を、会員の皆様によりまして隅々まで取り除いていただきました。
コロナウイルスの影響で余儀なくできない状態がつづきましたが、4年ぶりに清掃奉仕をしていただき、春季例大祭を前に境内が隅々まで清々しくなりました。
作業終了後には正式参拜を齋行、御礼の言葉を宮司が申上げました。
御奉仕いただきました皆様に厚く御礼申上げます。ありがたうございました。
3月30日(木)、廣德塾終了後の午前11時10分より、第23回紫式部学術賞を受賞された、大阪公立大学大学院文学研究科山本真由子准教授をむかへて、受賞記念講演会『平安朝の序と詩歌―宴集文学攷―』を開催し、約40名が出席されました。
山本真由子氏は、平成12年から17年まで富山縣護國神社の巫女をされてをり、退職後に大学へ進学し、更に大学院にて文学の研究に励まれ、この度の受賞となられたのであります。
講演では、平安朝に「宴集(えんしふ)」すなはち宴会が開かれ、天皇に仕へる臣下が序や詩歌を作つたことや、「序」については令和の元号の出典となつた『萬葉集』巻五の和歌序や『古今和歌集』序のこと、また平安中期の漢学者、歌人であつた源順(みなもとのしたがふ)の書いた『順集(したがふしふ)』のうたの序のことなどについて、クイズを交へながら分かりやすく解説され、自らが平安朝の文学の魅力に惹きつけられたことなどを話されました。
出席者からは、「難しい内容ではあったが、日本の文学について、いろんな時代のどの文学からでも学びたくなるきつかけが見つかるといふことが分かり、日本の文学の素晴らしさがなんとなく伝はりました。」といふ感想がございました。
境内の桜も満開に咲き誇る3月30日、第29回「廣德塾」を開催しました。今回は小学4年生から6年生までの塾生8名と父兄を合せ14名が参加しました。
先づ初めに、手水をつかひ社殿にて学業成就祈願祭を齋行したのち、参集殿にて廣德塾が開講されました。
講座1「宮司講話」では、宮司が若い頃に萬葉集の「玉くしげ二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり」を学んだ時のことを話し、若い時に学んだ事は年を重ねても忘れずに覚えてゐるものであり、若い頃に学ぶことが大切であることを伝へた。それに因んで昨年の秋に103歳を迎へた著者西宮正泰氏(宮司の叔父)より託された「万葉集探訪」の本を受講生に贈りました。
講座2「論語を学ばう」では、とやま論語を楽しむ会の小林先生と青木先生から教はり、青木先生にはオンラインで参加いただきました。素読を行つた後、青木先生から神社へ寄贈された顔淵の直系79代の子孫が揮毫された掛軸、「克己復礼天下為仁」(こつきふくれいてんかきじん)について説明され、「仁」とは自分から進んで思ひやりの心を持ち、周囲に優しく努めてゆけば、そこから思ひやりが広がり、世の中を良くしてゆくのが「仁」の道だと教はりました。
講座3「唱歌を歌はう」では、富山県声楽家協会会員の坂口美里先生から「朧月夜」「背くらべ」の唱歌について学びました。はじめに明治の文部省が編纂した唱歌の歌詞の意味を分かりやすく教はり、そして美しい日本語の楽曲をみんなで心を込めて歌ひました。
四月行事案内
1日(土) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
2日(日) 午前5時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
12日(水) 富山縣護國神社崇敬会総会
午後2時 会員隆昌祈願祭
午後2時半 総会
午後3時 落語 『砂防さん』 柳家さん生 師匠
どなたでも参加できます。
お誘ひお越しください。
尚、当日ご祈願の受付は、午後1時までとなり
ます。ご了承のほどお願ひ申し上げます。
15日(土) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
25日(火) 午前9時 伊佐雄志神社春季祭
午前10時 春季例大祭
29日(土) 午前9時 昭和祭
2月28日(火)、大沢野の坂本注連縄奉賛会(小川弘文会長)10名の皆様より、新しい大拜殿の大注連縄を御奉納いただきました。今回の御奉納は、昭和62年3月12日の第一回目より35回目を迎へました。
作業は約40分かけて行はれ、とても大きな大注連縄が向拜に新たに取付けられました。作業後は祈祷殿へ移動して正式参拜を齋行、無事に御奉納が終了いたしました。
コロナ禍により三年ぶりとなりましたが、坂本注連縄奉賛会の27名の皆様が、力を合はせ心を込めて作られました新しい大注連縄の藁の香りは、社殿をより一層神々しく包んでをります。
ご関係の皆様方に厚く御禮申上げます。ありがたうございました。
2月23日(木)午前10時より、天長祭を齋行致しました。
祭典では、田林修一崇敬総代副会長、林一枝責任役員、成田光雄富山市議会副議長を始め、神社役員、崇敬会員、日本会議富山運営委員参列のもと、富山交聲合唱団会長 黒坂康之ご夫妻により、天皇陛下御製「五箇山をおとづれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄」に作曲家であり富山交聲合唱団の指揮者である佐藤進氏が御即位を奉祝して謹作曲された『御製 五箇山を』が奉唱され、また、田宮流居合術 六段の高柳元陽様に居合を奉納いただきました。そして宮司の主唱により、聲高々に聖寿の萬歳をし、天皇陛下御寶算六十三歳のお誕生日をお祝ひ申上げました。
皇室の彌榮、國家の隆昌をご祈念申上げますとともに、天長祭を恙なく斎行できましたことを茲にご報告申上げます。
令和5年2月28日、三年ぶりに大拜殿大注連縄が坂本注連縄奉賛会より奉納されました。
大拜殿には、新しい藁の神々しい香りが満ちてをります。
1日(水) 午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
5日(日) 午前6時 富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(水) 午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
21日(火) 午前8時 春季皇靈殿遙拜式
30日(火) 午前9時 第二十九回「廣德塾」
日本の伝統文化を大切にし、自然の恵みや祖先の恩に感謝する心を養ひます
講座内容 「宮司講話」
講座内容 「論語」を学ばう
体験講座 「歌」を唄はう
修了式
11:10~12:20
第23回紫式部学術賞受賞記念講演会
題「平安朝の序と詩歌ー宴集文学孝ー」
文学博士 山本真由子氏
どなたでも参加できますので、お誘ひお越しください。
寒さも和らぎ、穏やかに晴れ渡つた、二月十一日(土)午前十時、日本の建國をお祝ひ申上げる紀元祭が齋行されました。
祭典では、宮司祝詞奏上の後、神武天皇を齋祀る橿原神宮・宮崎神宮を遙拜、國歌斉唱、次に富山県詩吟剣舞連盟 吟士 澤橋達岳・剣士 狩野尚月の両氏による吟題『中庸』(元田東野作)の詩吟剣舞が奉納されました。そして林一枝責任役員・梨雲福祉会理事長、成田光雄富山市議会副議長をはじめ神社役員、國会議員代理、日本会議富山各団体代表、自衛隊各協力団体代表、崇敬会員が玉串を奉りて拜禮しました。続いて「紀元節」の奉祝歌を声高らかに奉唱、祝電が披露された後、宮司の主唱にて聖寿萬歳をし、國の肇めをお祝ひ申上げ、先人の努力に感謝し、皇室の禰榮と我國の安寧を祈念申上げました。
2月5日(日)午前11時30分より、節分祭を齋行いたしました。
祭典は、田林修一崇敬総代副会長、富山市議会議員成田光雄様、高原譲様、神社役員・総代、年男・年女の皆様方ご参列のもと、恙なく斎行。献饌の儀では、魔除けとして使はれる「やいかがし(柊に焼いた鰯の頭を刺したもの)」をお供へし、次に宮司が祝詞を奏上、その後宮司が、清々しく立春を迎へるために諸々の邪氣を祓ふ「鳴弦(めいげん)の儀」を執り行ひました。祭典終了後、豆打ち式を行ひ、宮司をはじめ、年男・年女の皆様が「鬼は外、福は内」と元気いつぱいに福豆を撒き、太鼓の音が鳴り響く中、参列された約300名の皆様の邪氣(鬼)を祓ひつつ、福をお頒かちいたしました。境内は、たくさんの笑顔で溢れ、子どもも大人も賑はつてをりました。
1月31日午前10時より、昨年の同日に殉職された、石川県の航空自衛隊小松基地所属の自衛官、田中公司空将補・植田竜生三等空佐(ともに一階級昇任)を慰霊顕彰する「殉難慰靈大祭」が、関係者参列のもと厳かに齋行された。
この殉難慰靈大祭は、F十五戰闘機に乗り組み極寒の中夜間飛行訓練のため飛び立つたが、その後小松沖にて墜落するといふ痛ましい事故であり、予てから御靈に対し慰靈顕彰の誠を捧げたいとの宮司の想ひにより、殉難より一年のこの日に特別に齋行された慰靈祭であります。
齋場は大拜殿にて執り行はれ、参進着座の後、先づ一同にて國歌を齊唱。修祓に続いて、和琴による菅掻が奏される中、重々しく降靈の儀が行はれた。次に献饌、宮司が御靈をお慰めし功績を顕彰申上げる祝詞を奏上、山谷えり子・佐藤正久・野上浩太郎各参議院議員と小野瀬誉人陸上自衛隊富山駐屯地司令からの真心籠つた慰靈電文が、神前にて奉読、奉奠された。宮司玉串拜礼の後、殉職された植田竜生命の同期であり航空自衛隊第六航空団 住田竜大一等空尉が第六航空団司令の代理となり、謹みて御靈を偲ばれ玉串を捧げられた。続いて田林修一富山県遺族会長、野上浩太郎参議院議員代理、鋪田博紀富山市議会議長、自衛隊富山地方協力本部長代理、富山県隊友会長代理と会員の皆様・自衛隊富山地方協力本部友の会長・富山県青年防衛協力会長・前富山県海上自衛隊を支援する会長の各自衛隊関係者、神社総代が拜礼された。撤饌の後、更に御靈をお慰め申上げる黙祷を、宮司に合はせて捧げられ、御靈の安らかならんことを祈念申上げた。
昇靈の儀が執り行はれ、祭典が終了となり、宮司が挨拶にて、事故後発見に至らぬ当時の状況に、岸信夫防衛大臣へ、漁業関係者を始め国民挙げて一時も早く捜索に當たつて欲しいとの手紙を送り、その数日後に発見された心境を申上げると、参列者は目頭を熱くされ、国の為に殉職された御靈は、御英靈と同等にお慰めし功績を永遠に顕彰せねばならないと、殉難慰靈大祭を齋行するに至つた経緯を話し、日毎我が国の防衛に尽くされてゐる自衛隊の方々には心より感謝を申上げたいとの言葉に、参列者一同強く頷いてをられた。
写真は令和4年2月3日撮影 鬼に扮する雲雀ケ丘保育所の園児たち。
二月行事案内
1日(水)午前9時 伊佐雄志神社月次祭
午前10時 永代祭
3日(金)午前9時45分 雲雀ヶ丘保育所「鬼行列」
5日(日)午前6時 富山のみの市
午前9時 みおや祭
午前10時 永代祭
午前11時 節分祭
鳴弦(めいげん)の儀、豆打ちの儀を行ひます
また、豆打ちの儀にて福をおわけしてくださる卯年生まれの
年男・年女の方を募集してます
昭和14年・昭和26年・昭和38年・昭和50年
昭和62年・平成11年・平成23年
11日(土)午前10時 紀元祭(紀元2683年)
15日(水)午前7時 月次祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
17日(金)午前10時 祈年祭
22日(水)竹島の日
23日(木)午前10時 天長祭
今上陛下 御製「五箇山をおとづれし日の夕餉時森に響かふこきりこの唄」に
富山交聲合唱団の指揮者であり作曲家の佐藤進氏が謹作曲致しました
『御製 五箇山を』の奉唱がございます
新年おめでたうございます。
皇紀二千六百八十三年、令和五年(癸卯)が良い年でありますやう、そして皇室の彌榮と國家の安寧、皆様方の益々の御健勝御繁榮をご祈念申上げます。
富山縣護國神社におきましては、令和五年は大正二年に富山縣招魂社として御鎮座されてから百拾年の節目の年であります。記念大祭を十月五日に齋行いたします。記念事業の瑞垣造替工事は、皆様方からの御奉賛も賜りつつ、現在基礎工事が着々と進められてをります。
本年の元旦は、時折雨が降りましたが雪のない穏やかな気候ではじまり、境内は年末の合同清掃奉仕のお蔭で社殿の屋根雪が取り除かれ、参拜者の皆様を安全にお迎へすることができました。あらためてご奉仕いただきました皆様方に厚く御禮申上げます。
2日以降も穏やかな天候が続き、例年よりも多くの皆様にお参りいただきました。
ここで写真にて元旦の様子をご報告申上げます。
初詣臨時奉仕の「福ひめ」さんには、コロナ感染症の終熄とご参拜の皆様方が平穏で明るい年になることを祈願して、マスクに桜のシールを付けていただき、ご奉仕賜りました。ご協力ありがたうございます。
令和5年(紀元2683年)
1月行事案内
1日(日) 午前零時 歳旦祭
7日(土) 午前8時 昭和天皇武蔵野御陵遙拜式
8日(日) 午前6時 初富山のみの市
午前10時 永代祭
午前11時 みおや祭
15日(日) 午前7時 月次祭竝に成人祭(朝粥神事)
午前10時 永代祭
31日(火) 午前10時 殉職自衛官殉難慰靈大祭